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「AMO Coin(アモコイン)」は、車や人、サービスプロバイダをブロックチェーンを使って繋ぐプラットフォームです。
ブロックチェーンによって構築された統合データベースを介して利用者のデータを最適化し、具体的な使用方法や運用法を提案する代理店の提供なども行っています。
「AMO Coin(アモコイン)」の概要
通貨名/通貨単位 | AMO Coin/AMO |
公開日 | 2017年 |
発行数 | 2,000,000,000 AMO |
ホワイトペーパー | ー |
公式サイト | https://amo.foundation/ |
公式ツイッター | ー |
購入可能取引所 | LBank,IDEX,LATOKEN |
「AMOcoin(アモコイン)」はブロックチェーンによって車のデータを交換するブロックチェーンプラットフォームです。
車内データ、車同士のネットワークデータ、利用者データの3種類を収集し、利用者が自由にそれらのデータを交換することができます。
これらのデータはAMOマーケットで取引することができ、データ共有者には報酬としてAMOコインが支払われる仕組みです。
個人で利用する車のデータ収集にももちろん役立ちますが、ビジネス面で使われることを視野にいれたプロジェクトでもあり、独自のビジネスインフラストラクチャを構築することも目的にしています。
AMOマーケットは無限に拡大するため、今後取引されるものの量や種類はより多様になって行きます。
時間をかけるほど収集するデータの質も上がっていき、それらを用いた様々な分野の事業に貢献できるような環境作りをしていくとしています。
「AMOcoin(アモコイン)」の特徴
今話題のIoT分野に参入するプロジェクト
IoTとはInternet Of Things(モノとインターネット)の略で、モノにインターネット機能を繋げてデータ収集などを行う事業分野です。
分野としては徐々に浸透しつつありますが、現在ではただデータ収集を行うだけではなく、AI(人工知能)と組み合わせたものも生まれてきています。
AMOcoinのプロジェクトでは主に車のデータを収集し、ビジネス分野を中心に貢献しようとしています。
主に車内データ、車同士のネットワークデータ、利用者データなどを元に、サービスやセキュリティの向上、ビジネス利用される車の管理なども視野に入れているようです。
AMOマーケット
AMOマーケットはAMOcoinプロジェクトが運営するデータを交換するためのプラットフォームです。
利用者は自由に自分の収集したデータや、他の人の収集したデータを取引することができ、共有者には報酬としてAMOコインが支払われます。
これらの取引はブロックチェーンを利用して安全に行われ、第三者に悪用されるリスクも非常に低いとしています。
車関連のデータは常に新しいものが必要になりるため、将来的に見ても常に需要があるデータ市場です。
Microsoftと提携し発表された「AMO CA」
AMOcoinのプロジェクトは徐々に事業範囲を拡大していき、2018年の10月30日にMicrosoftと提携してAMO CAというクラウド認証サービスを発足しました。
AMO CAは利用者が簡単に証明証を発行して更新や照会を行えるサービスで、全てのデータトランザクションを安全に提供することを目的としています。
このサービスは主にIoT分野で利用されることを想定されており、IoTのデバイスメーカーやサービスプロバイダー、すでに販売されているIoT製品のセキュリティ強化にも役立ち、なおかつ知識のない人にも簡単に利用することができます。
AMO CAで発行された証明書は、Microsoftが運営しているクラウドサービスMicrosoft Azure(マイクロソフトアジュール)へ自動的に保管されます。
これにより利用者は簡単に証明書を確認することができ、なおかつハッキングなどのリスクも非常に少ないです。
AMO CAに関しては別途公式サイトが解説されており、簡単な紹介動画も公開されています。
気になる方は是非チェックしてみてください。
AMO CA公式サイト:https://ca.amo.foundation/
▼AMO CAの紹介動画
「AMOcoin」まとめ
今回は車のデータ収集を様々な事業に活かそうという「AMOcoin」をご紹介してきました。
今勢いのあるIoT分野という部分で注目されていますが、内容を見ると将来的にも非常に希望のある投資先だと思います。
車関連の統合データベースプラットフォームは他にも確かに存在します。
今後どのようにして差別化を図っていくのか楽しみですね。