この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 北朝鮮は2019年4月18~25日に開催される、ブロックチェーンと仮想通貨の会議を売り込み中。
- 会議は観光業とセットでPR。外国人を歓迎するムードだが、日本人や韓国人は例外だという。
- 北朝鮮は会議を通して「世界一安全な国」として開けた国であることを認知させたい。
北朝鮮で2019年春にブロックチェーン会議、観光業アピールへ
公式旅行サイトで20日に公開された専用の情報ページによれば、会議の期間は19年4月18~25日。誰でも参加歓迎だが、例外は韓国と日本、イスラエルのパスポート保有者とジャーナリスト。
どんな外国人も歓迎ムードかと思いきや、”例外”がある様子…。
ちなみにアメリカ国籍の人は歓迎するとのこと。スマートフォンやPCも持込可能。しかし、どんな参加者も『共和国の尊厳を損なうような資料などの持ち込みは許されない』という。
dai06
近年、北朝鮮は急成長する観光業を後押しするため、人権侵害が横行する核武装した独裁国家というイメージを払拭しようとしている。
2018年、アメリカや韓国に急接近した北朝鮮。ブロックチェーンや仮想通貨といった、国の垣根を超える技術を通してイメージアップを図りたいのだろうか。
dai06
今回のブロックチェーンと仮想通貨会議開催のニュースが最初に浮上したのは、アメリカの経済制裁を迂回するために北朝鮮政府がデジタル技術を使ったと欧米から非難されている時期だった。
北朝鮮には仮想通貨を狙うハッカー集団もいるとされ、今回の会議との相性もいまひとつなのではないかという意見もある…。
どこまでの会議になるのかわからないが、観光業としての売り込みには相当な熱の入れようだろう。北朝鮮の大学や博物館、娯楽施設などを巡るツアーも用意されているようだ。すでに複数のリゾート地や観光施設へ多額の投資を行っている。
dai06
ソース元https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/11/post-11327.php