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リップルがアメリカ市場に見切り?採用の8割他地域で実施へ

この記事は、dai06さんから寄稿頂きました。
このニュースのPOINT!!
  1. リップルのCEOは今年の採用の80%を、アメリカ以外の地域で行うことを示唆。
  2. シンガポールや香港、イギリスなどの市場は政府と業界とで連携・成長していると述べた。
  3. 同社CEOは「混乱が米証券取引委員会(SEC)に権力があるかのように見せかけている」とも。

米証券取引委員会と争うリップル、今後は他地域戦略重要視か

リップル(Ripple)は今年、採用の80%をアメリカ以外の規制がより明確な地域で行うと、ブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)CEOが9月13日のブルームバーグとのインタビューで語った。

アメリカ市場での立ち振る舞いに難儀する仮想通貨企業たち。リップルも例外ではない。

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「シンガポールのような市場はもちろんのこと、香港やイギリス、ドバイで見られるような政府が業界と連携している市場もあり、それらは明確なルールを提供するリーダーシップによって成長している」とガーリングハウスは述べた。「率直に言って、だからこそリップルはそれらの地域で採用しており、今年の人材採用の80%はアメリカ以外で行われることになる」。

今後はアメリカ以外の市場も重視すると思われるリップル。アメリカ市場に見切りをつけたともとれるが果たして。

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「混乱はSECに権力があるかのように見せかけている。混乱が大きくなればなるほど、彼らは訴訟を起こし続け、自分たちに権力があると感じるのだ」とガーリングハウス氏は述べた。

SECは今年、リップルを提訴しただけでなく、大手暗号資産(仮想通貨)取引所のコインベース(Coinbase)とバイナンス(Binance)に対しても訴訟を起こした。

SECは仮想通貨企業らに対して、強い姿勢をとり続けている。

このままだと規制を通り越して、彼らを締め出すような状況になる可能性もあるが…。

dai06


<参考元>coindeskjapan