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「WhiteCoin(ホワイトコイン)」は2014年から取引が開始した仮想通貨です。
分散型のグローバルブロックチェーンを用いて、セキュリティ性能が高い安全な支払手段となることを目的とし、ユーザーとのコミュニケーションに重きを置いたプロジェクトです。
「WhiteCoin(ホワイトコイン)」の概要
通貨名/通貨単位 | WhiteCoin/XWC |
公開日 | 2014年9月30日 |
最大供給量 | 約260,000,000XWC |
ホワイトペーパー | https://www.whitecoin.info/what-is-whitecoin/ ※現在記載なし |
公式サイト | http://whitecoin.info/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/whitecoiner |
取扱取引所 | Bittrex,Stocks exchange |
「WhiteCoin(ホワイトコイン)」は2014年に取引が開始された比較的古い仮想通貨です。
誰でも利用することが可能で、特定の組織に依存せず、ユーザーコミュニティのサポートによって安全な支払い手段を提供しています。
またサイバーセキュリティに対する意識も高く、コミュニティ内でも現状の仕組みに関する議論や情報交換などが活発に行われており、2018年頭に発生した大暴落を超えてからは比較的安定した価格推移を維持しています。
コンセンサスアルゴリズムに「Proof of Stake(PoS/プルーフオブステーク)」を採用しており、ウォレットをオープン化しているユーザーには保有額に応じた報酬が支払われる仕組みになっています。
「WhiteCoin(ホワイトコイン)」の特徴
Proof of Stake V3を採用した仮想通貨
「WhiteCoin」が採用しているコンセンサスアルゴリズム「Proof of Stake(PoS/プルーフオブステーク)」はステーキングという仕組みによって報酬を得ることが可能になっています。
自分のウォレットをオープンにしておき、コインを入れておくと1年おきに保有額の0.5%~6%ほどの報酬を受け取ることができます。
流出量やネットワークのアクティブ状態によって報酬額も変動しますが、ただ保有しているだけで通貨を受け取るれるのは、非常に魅力的な仕組みですよね。
また、PoSはビットコインなどで採用されている「Proof of Work(PoW/プルーフオブワーク)」とは違い、複数の計算をそれぞれのノードが並列に行うため電力の消費も少ないという特徴があります。
UbuntuのカスタムOS「WhiteOS」
「WhiteCoin」がUbuntuのカスタムOSとして開発した「WhiteOS」は、誰でも手軽に利用することができるオペレーティングシステムです。
このWhiteOSはウォレット同様USBで接続するため、実質的なコールドストレージを持つことが可能になります。
設定を変更することでTORプロキシ経由のㇼダイレクトを行うことが可能になっており、ウォレットとブラウザのプライバシーを安全に保護してくれます。
USBを抜いてしまえばホストコンピューターに記録も残らないので、出先でも気軽に利用することができます。
WhiteOSでできる機能は今後も増えるようで、開発に期待が高まります。
高速トランザクションと独自ウォレット
「WhiteCoin」の特徴としてよく語られるのが、処理速度の高いトランザクションと、様々なOSからアクセスしたり、柔軟な設定が可能な独自ウォレットです。
どちらもPoSによる並列計算によるもので、トランザクション速度を保ったまま安全性の高い状態を維持することができ、将来的にはクレジットカード以上のトランザクション速度で支払いが完結するとしています。
「WhiteCoin(ホワイトコイン)」まとめ
今回はセキュリティーに重きを置いた仮想通貨「WhiteCoin」をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
仮想通貨の本来の目的を純粋に継承した、ある意味潔い目的設定で、最近の仮想通貨には逆にあまりないコンセプトですよね。
現在でも独自のカスタムOSやウォレットのアップグレードを頻繁に行っており、ロードマップの進行も滞りなく行われています。
2018年の3月ごろから価格が落ち着いてきているので、投資は長い目で行うのがおすすめです。