この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ロシア政府が検討段階にある「デジタル金融資産」に関連する法案に新情報。
- 60万ルーブル(約104万円)を超える法定通貨と仮想通貨の交換や、同等の海外における所得税会計処理には、外国為替規制を適用する見込みという。
- 60万ルーブルという設定は、マネーロンダリングやテロ資金の動きを防止するための監視対象の基準だという。
ロシアでの仮想通貨取引は100万円以上だとキツくなる?!
ロシア下院金融市場委員会のアナトリー・アクサコフ委員長によれば、この規制内容についてはまだロシア下院に説明されていないという。
法案の内容が確定するのはまだ先なのかもしれないが、ロシアは仮想通貨に対してはあまり寛容的でないご様子…。
dai06
今年3月20日に下院に提示された「デジタル金融資産」に関する法案の最新バージョンでは、仮想通貨やデジタルトークンを「デジタル金融資産」と定義し、認可された仮想通貨取引所でのみ取引できるとしている。
引き締めに余念がないロシア。法律に従うべきであることは言うまでもないが、この国で仮想通貨を運用するのは厳しそうだ…。
dai06
ロシア大統領アカデミーの経済・行政部門のTeimuraz Vashakmadze准教授によると、仮想通貨の匿名性が課税を難しくしているが、仮想通貨のトレーダーは13%の個人所得税を課される可能性があるという。
ロシアの仮想通貨に対する規制・枠組みづくりは、まだ始まったばかりでこれからだろう。ここから新たな規制が加わるかもしれないし、優遇措置が加わる可能性だってある。動向を注視したい。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/russia-crypto-bill-review-regulates-crypto-fiat-transactions-over-96k-report-says