- トランプ次期大統領は、スコット・ベッセント氏を財務長官に任命することがわかった。
- 同氏は仮想通貨支持派で、マクロ投資会社のキー・スクエア・グループの経営者。
- 7月、仮想通貨は自由に関するものであり、今後もそのエコノミーは継続すると述べていた。
ポリマーケット予測最有力候補、トランプ政権財務長官に
トランプ次期大統領は、暗号資産（仮想通貨）支持のヘッジファンドマネージャー、スコット・ベッセント（Scott Bessent）氏を財務長官に指名した。上院が承認すれば、暗号資産エコシステムを支持する人物が財務長官に就く。
注目を集めるトランプ次期大統領の人事。
ベッセント氏は30年前に著名投資家のジョージ・ソロス氏ともはたらき、10億ドル以上もの利益をあげるなどの実績を持つ。
NFT仮想通貨Leader編集部
「私は（トランプ氏が）暗号資産を受け入れることにエキサイトしている。それは共和党の精神と非常にうまく合致していると思う。暗号資産は自由に関するものであり、暗号資産エコノミーは今後も存続する」と7月、Fox Businessのインタビューで語った。
「暗号資産は若者やこれまで市場に参加していなかった人々を引き込んでいる」
ブロックチェーンベースの予測市場ポリマーケット（Polymarket）のトレーダーたちは、同氏が最有力候補と予想していた。
仮想通貨支持の姿勢を明確にしているベッセント氏。次期トランプ政権においても、仮想通貨関連の政策を牽引する存在となるかもしれない。
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キャンター・フィッツジェラルド（Cantor Fitzgerald）のCEO、ハワード・ルトニック（Howard Lutnick）氏も最有力候補の1人と見られていたが、ルトニック氏は商務長官に指名された。
ルトニック氏は暗号資産にも関わっており、2021年より、ステーブルコインのテザー（USDT）を発行するテザー（Tether）社が、USDTを裏付ける巨額の米国債を管理することを支援している。
経歴を問わず、さまざまな分野から人材を集めているトランプ氏。抜本的な改革とスピード感を求める国民には鮮烈に映るかもしれない。
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＜参考元＞coindeskjapan
