- Tap to Earn(タップして稼ぐ)のゲームとして、ハムスター・コンバット(Hamster Kombat)が注目を集めている。
- 仮想通貨業界に多くのユーザーを呼び込んでおり、経済制裁下のイランでは収入獲得の手段として期待する人もいる。
- イラン政府は人々を投票所に足を運ぶ気をなくす、西側諸国による戦争のソフト・ツールとみているとの報道も。
Tap to Earnで稼ぐ、収入求める人々の新たな手段に
ハムスター・コンバット(Hamster Kombat)のようなゲームが好きだろうと嫌いだろうと、暗号資産(仮想通貨)の世界に何百万人ものユーザーを呼び込んでいるとライアン・ゴーマン(Ryan Gorman)氏は述べる。
Tap to Earn(タップして稼ぐ)のゲームは昔から存在していたが、ここにWeb3が組み合わさったことで多くのユーザーを呼び込むこと、それによる経済的な自由をもたらすことに成功しているという。
NFT仮想通貨Leader編集部
例えば、イランからの報道によると、政府はハムスター・コンバットを「神権国家に対する西側諸国からの戦争における“ソフト・ツール”」であり、最近の選挙において有権者が投票所に足を運ぶ気をなくすよう仕向けたと主張している。一方、ゲームの創設者たちは西側諸国とのつながりを否定しているが、実際にはより大きな力が働いている可能性が高い。
経済制裁下にあるイランでは、仕事にありつけず厳しい生活を送る人も少なくない。
そうした事情はイランにおける仮想通貨の普及率を上げ、多くのイラン人がTonkeeperやノンカストディアル・ウォレットの上位ユーザーにランクインする背景にもなっているという。
NFT仮想通貨Leader編集部
史上初めて、3億人の人々が暗号資産を基盤とするWeb3プラットフォームとやり取りしており、それは世代、場所、背景を問わない。そして、若い世代は暗号資産により一層親しむようになっており、問題は「Web3プラットフォームは既存のプラットフォームを追い越すのか」ではなく、追い越すのは「いつか」だ。
3億人が熱狂するハムスター・コンバット。プレイヤーは仮想通貨取引所のCEOとなり、よりよい運営を目指すというシミュレーションゲームだ。
Tap to Earnの筆頭格としての地位を確立しつつあるこのゲームが、さらなるユーザーを呼び込むこと、それによる経済圏の拡大に期待する人は少なくないだろう。
NFT仮想通貨Leader編集部
<参考元>coindeskjapan