この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ビットコインの初期投資家ロジャー・バー氏が、脱税の容疑により逮捕された。
- 業界からは「魔女狩り」や「権力の濫用」として、米政府の措置を批判する声も届いている。
- 同氏は2014年より米国籍を放棄して日本国籍を所持、4月30日にスペインで身柄を拘束された。
日本国籍持つビットコイン初期投資家、米政府の措置に疑念の声
ビットコインの初期投資家でありビットコインキャッシュの提唱者であるロジャー・バー氏が脱税の容疑で逮捕されたことが、仮想通貨コミュニティ内で様々な反応を呼んでいる。
バー氏を逮捕した米政府を多くの業界人が批判しており、「バー氏はビットコインにとってマイナス」と語ったダン・ヘルド氏のような賞賛派は少数という。
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長年仮想通貨をウォッチしてきた人々は、2014年に米国の国籍を放棄したにもかかわらず、米司法省がバー氏を脱税で刑事告発したことを非難している。2014年以降、日本国籍を持っているバー氏は、米国での郵便詐欺、脱税などの容疑に基づき、4月30日にスペインで逮捕された。
2017年に4800万ドル相当を脱税したとされるバー氏だが、その時点では米国籍を持っていないという。にもかかわらず、現在は米国へ身柄が引き渡される可能性がある。こうした米政府の動きは権力濫用として業界から批判されているのだ。
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レイヤーツーラボの創設者兼CEOであるポール・シュトルク氏は、バー氏はアメリカを合法的に離れ日本に移住した際、全て法に則って行動したと指摘する。シュトルク氏は、バー氏が日本で税金を支払い、米国での税金も支払い、合法的に9年間税金を納めたにもかかわらず、10年後にスペインで逮捕されたと指摘し、司法省の措置を非難した。
このほかにもビットコイン支持者のジェーン・アダムス氏が、異論を押し付けるための攻撃と批判。
デビッド・シェアーズ氏は、米国が仮想通貨を標的にしていると批判している。
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<参考元>cointelegraph
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