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三菱UFJら4社連携、国産ステーブルコイン検討で対新興国貿易に光を

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 国産ステーブルコイン活用のため、三菱UFJ信託銀行、Progmat、STANDAGE、Gincoの4社が連携へ。
  2. 協同検討を通じて、スムーズな米ドル決済の実現が難しい新興国との貿易に活路を見出すのがねらい。
  3. 対新興国貿易との取引規模は1,000兆円規模だが、情勢や経済制裁等の外貨規制が障害になっている。

対新興国貿易に活路、国産ステーブルコインで安全迅速確実目指す

三菱UFJ信託銀行、Progmat(プログマ)、STANDAGE(スタンデージ)、Ginco(ギンコ)の4社が、「国産ステーブルコイン(SC)」の貿易決済への活用に向けた共同検討を開始する。

国産ステーブルコインの活用のために、一大プロジェクトが始動する。

ステーブルコインの発行と管理の基盤となるのは「Progmat Coin(プログマコイン)」で、ここにSTANDAGEのブロックチェーン貿易決済システムが連携。国産のステーブルコインによって安全・迅速・確実な貿易が果たされることを目指すという。

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この共同検討を通じて、スムーズな米ドル決済を行うことができず困難を極める対新興国貿易において、「国産SC」を活用した貿易決済のユースケース創出を2024年内に目指すとのことだ。

なお対新興国貿易では、1,000兆円を超える取引規模がありながら、情勢や経済制裁による外貨規制や、信用状取引の利用制限といった問題で、スムーズな米ドル決済を行うことができないとのこと。

貿易において金銭的、そして時間的な制約によって発生する不利益は極めて大きい。

余計な手数料がかさむだけでなく、送金の数カ月単位の遅れによる市場の変化等のリスクも大きい。

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なお仮想「国産SC」を用いた送受金の実証は、今春までに1例目を創出するのが目標とのこと。またウォレット開発については同じく今春にベータ版を完成させ今年中に正式版提供を目指すとのことだ。

信託業務の執行は三菱UFJが、ウォレットはGincoが担うという。

それぞれの強みを活かした共同プロジェクトの成功を祈りたい。

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<参考元>あたらしい経済