この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 英政府はデジタルポンドについて、懸念されているプライバシーとセキュリティについて言及。
- 25日のコンサルテーションにて、将来的な法案がそれらを厳重に管理することを保証すると回答。
- かねてより各国はCBDCの発行における、技術的な問題の解決や可能性を模索し続けている。
英政府も慎重に検討中、デジタルポンドへの懸念に回答
イギリス政府は、デジタルポンドに関する将来的な法律がプライバシー保護と資金管理を提供することを保証すると、1月25日に行われたコンサルテーションへの回答で述べた。
このコンサルテーションにおいて、英政府はCBDCを従来の現金や銀行口座のお金を補完するためのものと位置付けているようだ。
各国・各政権によってCBDCの捉え方はまちまちだが、英政府では慎重ではあるものの比較的前向きに議論・検討されている。
dai06
中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する協議は、イギリス財務省がイングランド銀行とともに実施し、6月に終了した。コンサルテーションでは5万件以上のコメントが寄せられ、その中で最も懸念されていたのは、プライバシー保護と金銭の確実な管理だった。
プライバシーとセキュリティ面へのリスクを如何に軽減させられるか。そこに注目が集まるのは至極当然だ。今も仮想通貨にまつわるトラブル・事件は枚挙にいとまがなく、そのリスクを自分の身近な法定通貨に持ち込むことを、人々はそう簡単に良しとしないだろう。
dai06
世界中の国々がCBDCの利点を模索しており、ナイジェリアとバハマはすでにCBDCを発行している。その他、欧州連合(EU)や中国などの主要国も調査やテストを行っている。
英政府がCBDC、デジタルポンドを発行するのはまだ近い未来の話ではないのかもしれない。
しかし、その時は確かに近付いていることは感じられる。
dai06
<参考元>coindeskjapan