この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- バイナンスは米司法省との和解のため、多額の罰金を支払いチャンポン・ジャオ氏がCEOを退任。
- 続いてジャオ氏はバイナンスUSの会長職からも退任、議決権も譲渡し同社から距離を置く。
- バイナンスUSは、バイナンスと米司法省との和解に関与せず、独立した事業体と強調している。
バイナンスとは別事業体も、ジャオ氏はバイナンスUS会長職退く
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の前CEOで創業者のチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao:CZ)氏が、バイナンスUS(Binance.US)の会長職を退く。バイナンスUSがX(旧Twitter)にて11月29日発表した。
ジャオ氏はバイナンスから離れた後の生活を準備するにあたり、バイナンスUSからも離れることにしたという。
これにより同氏はバイナンスUSの経営にも関わりを持たなくなるという。
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バイナンスUSはXにて「(バイナンスUSには)顧客第一主義を堅持しつつ、新たな明確さと勢いをもってプラットフォームの構築と成長を継続するための十分な資本があります。私たちのチームは、当社のビジネスチャンスと金融システムの近代化と民主化という使命に対して、これまでと同様に活気に満ちている」と伝えている。
今後のバイナンスは、現CEOであるノーマン・リード氏とそのほか経営陣によって変わらず続くといい、サービスの継続もバイナンスとは別の事業体のため問題ないという。
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なおバイナンスUSは、バイナンスと米司法省(DOJ)の和解には関与しておらず、現在DOJ、金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)、外国資産管理局(OFAC)、米商品先物取引委員会(CFTC)との間で保留中の執行問題は何もないと主張。
バイナンスUSはバイナンスの関連会社である、バムトレーディングサービスが運営している。そのため別の事業体であることは事実だ。
ただ、同じ名前を冠するだけに今後の影響を危惧する声は少なくない。
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<参考元>あたらしい経済