この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 米下院でSECの取締り執行に用いる、資金使用に制限をつける法案が通過。
- SECに仮想通貨を管轄する法律が可決されない限り、資金を使うことができない。
- 法案を提出した議員は、SECのゲンスラー氏を「からっぽで無能」と厳しく非難した。
横暴な規制乱用に終わりを、SECの動き封じる法案が米下院通過
下院多数党院内幹事のミネソタ州選出のトム・エマー(Tom Emmer)議員が、「米証券取引委員会(SEC)の暗号資産(仮想通貨)に対する取締り執行から事業者を守る法案」を提出。
SECの動きを封じる法案が提出された。しかも、この法案は反対意見なしで下院を通過したという。
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なおこの法案は「金融サービス・一般政府歳出法」の修正案となっている。同修正案は、SECに暗号資産を管轄する法律が議会で可決されるまで、SECの暗号資産に関する取締り執行に資金を使用することを禁止するものだ。
仮想通貨業界に口出しも手出しもしてきたSEC。横暴とも言えるそのやり方は業界からの反発を招き、訴訟による争いも相次いだ。
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またエマ―議員は、SECのゲイリー・ゲンスラー(Gary Gensler)委員長を「からっぽで無能だ」と強く非難し、同修正案は「犯罪者や詐欺師を追及する私たちの能力を損なうことなく、アメリカのイノベーションと資本形成を圧迫しているゲンスラー委員長の規制乱用パターンに終止符を打つことを目指すもの」だと説明した。
SECそしてゲンスラー氏の言動は、米国における仮想通貨業界の発展を妨げるものとも言われてきた。実際米コインベースなどの大手企業も事業の見直しを迫られた。
この修正案によって、仮想通貨業界が米国で発展を続けられるようになるとも議会は述べている。
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<参考元>あたらしい経済