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ミームコインペペが時価総額5倍に、BTC現物ETF報道追い風に

この記事は、dai06さんから寄稿頂きました。
このニュースのPOINT!!
  1. カエルテーマのミームコイン、ペペコイン(PEPE)の時価総額が急上昇。
  2. 1週間で時価総額が約750億円に、背景にはビットコインの現物ETFがある。
  3. ミームコインではペペのほかにも、ドージコインや柴犬コインも顕著な上昇。

ビットコインの現物ETFで強気市場に、ミームコイン上昇にも影響

暗号資産(仮想通貨)の冬から生まれた多くのミームコインの1つであるペペコイン(PEPE)の価格は1週間で倍増し、時価総額は5億ドル(約750億円、1ドル150円換算)に達した。ビットコイン(BTC)の現物ETF(上場投資信託)に誘発された強気市場が波及することをトレーダーが予想しているためだ。

ビットコインの現物ETFに関しては、グレイスケールが米証券取引委員会(SEC)との裁判に勝訴するなど、状況の好転が予感されている。

そうした見方は市場にも波及しており、著名なコインだけでなくミームコインの価値にも影響を与えているようだ。

dai06

カエルをテーマにしたミームコインであるペペコインは、最近の弱気相場における希望の光の一つであり、ドージコイン(DOGE)や柴犬コイン(SHIB)などのライバルになり得るかどうかをトレーダーが考える中、5月初旬には時価総額16億ドルにまで上昇した。

ミームの域を脱するかのような勢いをみせるペペコインやドージコインたち。その規模は史上において無視できないものとなりつつある。

dai06

最近の上昇は、24日に発生した550万ドル(約8億2500万円)相当のバーンに起因すると考えられる。このバーンにより、悪意のある開発者がペペコインを公開市場で販売する可能性があるとの懸念が和らいだ。

価格が上昇したミームコインはペペコインだけではなかった。26日にはトレーダーが投機性の高い資産を取引し始めたため、ドージコインと柴犬コインの両方で顕著な上昇が発生した。

長く続く”仮想通貨の冬”の終わりはもう少しでやってくるのだろうか。今後はビットコインのみならず、ミームコインの数々も指標のひとつとして注視する必要があるだろう。

dai06


<参考元>coindeskjapan