この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 世界有数の仮想通貨企業、バイナンスが日本での事業を本格化させる。
- 8月からフルサービスを提供する方針で、仮想通貨の取扱数は30程度を予定。
- 同社は昨年11月に、サクラエクスチェンジビットコインを買収していた。
真夏に動き出すバイナンス、日本での事業拡大へ
暗号資産(仮想通貨)交換業で世界最大手のバイナンス・ホールディングスは、8月から日本でフルサービスを提供する方針だ。
バイナンスはこの計画を、都内で開かれた仮想通貨関連のカンファレンスにてビデオメッセージで発表。
2023年の真夏、世界有数の仮想通貨企業が日本で本格的に動き出す。
dai06
バイナンスは昨年11月、金融庁登録の交換業者サクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)の買収を発表し、日本市場への参入を発表していた。
バイナンス日本代表の千野剛司氏はパネルディスカッションで「世界の潮流や日本の動向を注意深く見ており、日本のビジネスを拡大させていきたい」と意欲を示した。
日本を重要な市場と捉えるバイナンス。方々で議論に挙げられるステーブルコインにも関心を持っているという。
前々から日本への上陸は見えていたことではあるが、地盤を固め終わり、遂にやってくるという印象がある。
dai06
バイナンスを巡っては、金融庁が2018年にインターネットを通じて無登録で日本居住者向けにサービスを提供しているとして警告。20年にはバイナンス側が国内居住者の取引に段階的に制限を加えると発表していたものの、取引可能な状態が続いたことから21年6月に2度目の警告を受けた。
これまでに日本のみならず、世界各国でさまざまに議論されているバイナンス。
アメリカではSECと長く争っており、だんだんと息苦しくなるなか、事業をどこへ広げるかは同社にとっての課題であったように思う。もしかすると、そのひとつが日本なのかもしれない。
dai06
<参考元>bloomberg