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仮想通貨窃取でICBM30発分、北朝鮮サイバー攻撃被害額は7億ドル

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 韓国の情報機関は、北朝鮮が2022年に約978億円相当の仮想通貨を窃取したと報告。
  2. 確認がとれた窃取は2回で、まだ換金されていないもののICBM30発分に相当するという。
  3. 北朝鮮のハッカーが盗み出す金額は、同国の外貨獲得金額全体の30%にあたると推測した。

北朝鮮の仮想通貨ハッキング、ミサイル打ち上げ費用へ充当か

北朝鮮が2022年だけで約7億ドル(約978億円)相当の暗号資産(仮想通貨)を交換所へのサイバー攻撃などによって盗んだことが分かった。韓国情報機関の国家情報院(国情院)の関係者が19日、明らかにした。

世界中の金融機関を対象に暗躍しているとされる、北朝鮮のハッカーたち。

隣国である韓国は、その動向を注視。その報告からは北のハッカーらの脅威が衰えていないことがうかがえる。

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 確認された仮想通貨の窃取は2回で、被害額は大陸間弾道ミサイル(ICBM)を30回発射する費用に相当するという。

国情院によると、窃取されたのは韓国ではなく海外の交換所で、まだ現金化されていないようだ。

足がつかぬよう巨額の仮想通貨を換金するのには相当な時間がかかるのかもしれないが、盗み出した以上は換金をねらっているのだろう。

そしてそれは世界の脅威となりうる、ミサイルの開発・発射費用として使われる可能性がある。

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 また「国際社会が阻止しようとしても、北は仮想通貨の窃取とその現金化に集中するだろう」とし「ハッカーが受注して稼ぐ金額は(北朝鮮の)外貨稼ぎ全体の30%程度になるのではないかとみている」と話した。

国情院はまた、韓国のエネルギー関連企業の海外支社に就職しようとした人材が北朝鮮のハッカーだったことが発覚する事件があったと伝えた。

ハッカーが国のために尽くすというシチュエーションは、映画の中の世界に限った話ではないようだ。目立たずとも着実に、私たちの暮らしに忍び寄っている。

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<参考元>jp.yna.co.kr