この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 行方を追われていたテラ創業者のド・クォン氏が、モンテネグロで逮捕された。
- その数時間後には米国の検察当局が、同氏を詐欺罪など8つの罪状で起訴。
- クォン氏は、モンテネグロの空港からドバイへ移動しようとしていたところだった。
モンテネグロでテラ創業者逮捕、コスタリカの偽造旅券使用か
テラフォーム・ラボのCEOだったド・クォン氏は、モンテネグロで逮捕されたと報道されてからわずか数時間後に、米国の検察当局から詐欺罪で起訴された。
ド・クォン氏はモンテネグロ首都にあるポドゴリツァ空港で逮捕。ビジネスパートナーとともに、ドバイへ移動しようとしていたところだったという。
米国や韓国の当局らからも行方を追われていたクォン氏は、逮捕後わずか数時間で米国からも商品詐欺、電信詐欺、詐欺および市場操作への関与等の8つの罪状で起訴された。
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モンテネグロの新聞「ポビェダ」の23日の記事によると、モンテネグロ国家検察庁は、コスタリカからの偽造旅券を使用したとしてクォン氏らを刑事告発する可能性があるという。
荷物検査では、3台のノートパソコンと5台の携帯電話とともに、偽造されたベルギーの旅券も発見され、これらも押収されたとポビェダは報じている。
韓国当局は昨年6月にテラプロジェクト関係者の出国禁止令を発令、9月に逮捕状を出し、10月にはパスポートを取り消すなどして行方を追っていた。
以降、同氏はシンガポールやドバイ、セルビアなどを移動していると噂されていた。
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彼にかけられた容疑は、昨年5月に400億ドル規模のルナトークンとステーブルコインUSTの崩壊に関連したものだ。
仮想通貨業界に大きな影響を与えたいわゆる”テラ崩壊”。
クォン氏の逮捕が事件解決に新たな進展をもたらすのだろうか。
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<参考元>cointelegraph