この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 米司法省は、原子力潜水艦に関する技術を外国へ売却した技術者の夫婦を逮捕。
- 夫婦は機密情報入りのSDカードをピーナツバターサンドに隠し、連絡場所に置いた。
- おとり捜査官は謝礼として、総額10万ドル相当の仮想通貨を夫に払っていた。
1124万円の仮想通貨が謝礼、おとり捜査で容疑者を逮捕
米司法省は10日、原子力潜水艦に関する機密情報を「外国政府の当局者」に売り渡したとして、米海軍の原子力技術者とその妻を逮捕し、訴追手続きを行ったと発表した。
米国の海軍技術は、最高機密とも言える情報だ。FBIは全力を挙げて捜査を行ったことだろう。
dai06
司法省の発表によれば、外国政府当局者を装った連邦捜査局(FBI)捜査官から暗号化されたメールで取引を持ちかけられたジョナサン・テーベ容疑者(42)と妻のダイアナ容疑者(45)は、原潜原子炉の機密情報が入ったSDカードをピーナツバターのサンドイッチに隠し、ウェストバージニア州の秘密の連絡場所に置くなどした。
まるで海外ドラマで行われていそうな手口での情報漏洩。
見張りである妻のダイアナ容疑者が見張るなか、夫のテーベ容疑者がSDカードを渡したのは、FBIのおとり捜査官だった。
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司法省によると、おとり捜査官は謝礼として、数カ月にわたって暗号資産(仮想通貨)で総額10万ドル(約1124万円)をテーベ容疑者に支払ったという。
足元がつきにくいとされる仮想通貨。闇の世界での取引などでも、ドルをはじめとした法定通貨ではなく、仮想通貨が用いられるケースが増えている。
おとり捜査においても、仮想通貨が用いられるケースは増えていくことだろう。
dai06
ソース元https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-11/R0S30JDWX2PS01?srnd=cojp-v2