- ソニーがe-Sportsに現金やビットコインなどを賭けられる特許を申請。
- ゲームトーナメントの視聴者は、試合を観戦しながら結果にベットできるように。
- ソニーは世界最大のゲームトーナメントである、Evoを共同買収済み。
ゲーム体験のさらなる向上を、ソニー申請の注目特許
e-Sportsに現金、ビットコイン、さらにはゲーム内アイテムまでを賭けることができる特許をソニー・インタラクティブエンタテインメントが申請した。
拡大が続くe-Sports市場。そこに打って出ようとしている可能性があるのが、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)である。
なお、この特許は2019年に申請されており、公開されたのは2021年5月のことである。
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興味深いのは、この特許はPlayStationに限定されたものではないことだ。「Sony PlayStationのようなゲームコンソール、マイクロソフトや任天堂のゲームコンソール、そのほかの企業のVRヘッドセット、ARヘッドセット、ポータブルTV(例:スマートTV、インターネットに接続できるテレビ)、ラップトップやタブレットなどのポータブルコンピューター、スマートフォンを含むそのほかのモバイルデバイス」と記載されている。もしこのサービスが実現した場合、PlayStationというプラットフォームを超えたものになるということだ。
ゲーム体験はさらなる領域へ。
ソニーは成長著しいe-Sports、そして仮想通貨市場とも交わりながら、新しい体験を私達に提供しようとしている。
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ソニーは先日、世界最大のゲームトーナメントであるEvoの共同買収も完了させているため、この特許はEvoと提携してのサービスに直接関連している可能性もある。
(中略)
ゲーム企業は定期的に特許の申請を行っているが、それらは実現しないことも多いということも心に留めておかなければならないだろう。しかし、PlayStation 5の在庫不足は2022年まで続くとも言われれている今、ソニーがe-Sportsコミュニティにファンを呼び込むための新しい策を模索していても不思議ではない。
技術の進歩によって、コンテンツの生み出す方法、そしてそれを楽しむ方法も多様に変化してきている。
ソニーの動きは、私達に新しい体験を提供してくれるものかもしれない。
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ソース元https://jp.ign.com/ps5/51914/news/