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チェイナリシスがランサムウェア攻撃調査、ロシア発信が世界最多か

この記事は、dai06さんから寄稿頂きました。
このニュースのPOINT!!
  1. 仮想通貨調査会社のチェイナリシスが、ランサムウェア攻撃の被害が拡大していると発表。
  2. 2020年の被害額は4億600万ドル、2021年は少なくとも8100万ドルも資産が奪われたという。
  3. 攻撃の92%はロシア関連だといい、「大きなシェア」を占めているという。

「実際の被害はもっと大きい」、ランサムウェア攻撃被害大きく巧妙に

ランサムウェア攻撃は、より危険で巧妙、そして被害額はより大きくなっている。暗号資産(仮想通貨)調査会社のチェイナリシス(Chainalysis)が明らかにした。 同社は最新レポートで、ランサムウェアに関連したアドレスは2021年の現時点までに少なくとも8100万ドルの暗号資産を奪ったと述べた。2020年は4億600万ドルという記録的な額だった。

ランサムウェア攻撃の被害を伏せる企業はかなり多いため、実際の被害額はこれよりもはるかに大きいとチェイナリシスは指摘する。

dai06

同様に、ランサムウェアの大部分はロシア圏から発信されているようだ。ロシア関連のサイバー犯罪は、特に暗号資産犯罪において、「世界で最も多く発生している」とチェイナリシスは述べた。

(中略)

チェイナリシスによると、現時点で最も被害の大きなランサムウェアは、ロシア語圏を避けるようプログラムされている。

これはロシアに関連する企業以外をターゲットにすることをも意味するのだろうか。

さらに攻撃の首謀者は『詐欺業者やハッキングツールサービスプロバイダー、プロの交渉屋などに支払い、活動をサポートさせていた』といい、どんどんと巧妙になっているという。

dai06

同社は、ロシア関連のランサムウェアは、今年の被害額の92%を占めていると推計している。2020年は86%だった。

2020~2021年現在、仮想通貨市場はその金額も事業の種類も大きく変動している。

今後もさらに被害が拡大する可能性は否めない。

dai06


ソース元https://www.coindeskjapan.com/108882/