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ビットコインすでに頭打ち?著名アナリストが指数関数的減衰で分析

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 2018年にビットコインの下落を予測したアナリストが、「指数関数的減衰」に基づき今後を分析。
  2. ビットコインは最近つけた7万3000ドルの価格で、上昇相場が終わった可能性に言及した。
  3. 同氏はビットコインの価格予想に非常に強なことで知られるが、ここにきて考えが落ち着いている。

頭の片隅に頭打ち予測、強気アナリストの考え落ち着く?

ベテランのチャートアナリストでFactor LLCのCEO、ピーター・ブラント(Peter Brandt)氏は、以前はビットコイン(BTC)に超強気だったがスタンスを変えた。

同氏によると、ビットコインの上昇相場はピークに達した可能性があるという。同氏は2月には、2022年11月の弱気相場の安値から始まる強気サイクルは2025年9月まで続き、価格は20万ドルに達する可能性があると述べていた。

指数関数的減衰は、ある量が時間の経過に伴い一定の割合で減少することを指しており、ビットコインにおいては4年に一度訪れる半減期に関連するものである。

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「ビットコインは歴史的に約4年の強気/弱気サイクルの中で取引されており、多くの場合、半減期と関連している。最初の強気サイクルから3つの大きな強気サイクルがあり、各サイクルは価格上昇倍率で見ると、前サイクルの80%減となっている」とブラント氏は述べた。

「80%減衰という統計的定数が正しければ、2024年3月14日のビットコインの史上最高値7万3835ドルは、すでに歴史的な指数関数的減衰と一致する価格に達している」

ブラント氏は、2018年の弱気相場ではビットコインは4000ドルを割ると予測していた。

強気な予測と発言で知られるブラント氏。

あらゆる角度からビットコインの今後を予測するが、現時点ではその考えが落ち着いてきているのかもしれない。

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「半減期前後の過去の動きは、現在の強気トレンドが2025年夏の終わりから秋の初めにかけて、14万ドル〜16万ドルのレンジでピークに達することを示している」と述べ、この考え方が自身のビットコイン保有の大きな原動力であることに変わりはないと付け加えた。

しかし、ブランド氏は「前述したようは減衰は2022年11月からスタートした強気トレンドに影響を与えない」という証拠が現れるまで、指数関数的減衰理論は頭の片隅に残っていると付け加えた。

冷静な視点で分析しつつも、ビットコイン保有することに変わりはないというブランド氏。

ただ、「減衰が2022年11月から始まった強気相場に影響を与えないという証拠が得られるまでは、この指数関数的減衰に基づく予測は頭の片隅に残り続ける」とも語った。

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<参考元>coindeskjapan