この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 米コインベースは、2020年5月より「リモート・ファースト」の推進を発表。
- 発表から11年、サンフランシスコの旧本社オフィスの閉鎖を決定。
- 「仕事の成果は場所ではなく、能力に基づくもの」とした。
米コインベースのリモート推進、新型コロナ収束後も変わらず
暗号資産(仮想通貨)取引サービスを手がけるコインベース(Coinbase)が社員の「リモート・ファースト」推進を発表してから約1年、同社はサンフランシスコにある旧本社オフィスを閉鎖すると発表した。
ナスダック上場を果たし、世界を代表する超大手企業へと飛躍を遂げた米コインベース。
彼らは今、「リモート・ファースト」の名のもとに、働き方や企業のあり方の改革を進めている。
dai06
「弊社サンフランシスコ・オフィスの閉鎖は、どのオフィスも非公式な本社にならないようにするために重要なステップであり、仕事の成果は場所ではなく、能力と成果に基づくことになる。ただし、従業員が希望する場合には、小規模なオフィスを提供していく」
当然のことながら、オフィスを閉鎖すればそこに集まる人・モノはなくなる。
ハード面から改革のメスをいれることで、コインベースは改革の速度をますます上げてきている。
dai06
ブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)CEOは昨年5月、新型コロナウイルスの感染拡大が収束した後も「リモート・ファースト」の方針を貫くと述べていた。
新型コロナウイルスの影響が広まってから、世界中の企業は経営・価値観の見直しを迫られた。先行きは依然として不透明だが、ウィズコロナの最中でアフターコロナについて考える必要があることは言うまでもない。
事業内容によってその手法はさまざまあるはずだが、コインベースが参考例のひとつとなることに期待したい。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/107796/