この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 欧州中央銀行(ECB)幹部によれば、早ければ2021年にデジタルユーロの調査計画を立てるという。
- 幹部は調査段階と強調するが、導入決定の場合はそれがいつになるか具体的に検討されるとのこと。
- 11月のフォーラムにて、ECBのラガルド総裁は2021年1月には発行の可否を判断できると発言していた。
どうするデジタルユーロ、欧州銀2021年に本格検討へ
欧州中央銀国(ECB)の幹部によると、早ければ来年にもデジタルユーロの調査計画を立てることになるという。
(中略)
オンラインのディスカッションの中で、ノイハウス氏は、ECBは2021年半ばまでにデジタルユーロのイニシアティブを開始するかどうかを評価することになるだろうと主張した。
ホルガー・ノイハウス氏は、ECBの市場革新・統合の責任者。
注目が集まるデジタルユーロについて含みを持たせる発言を残した。
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ノイハウス氏は、デジタルユーロは現金や中央銀行の当座預金に代わるものではなく、補完するものであると強調した。
法定通貨に基づくものであったとしても、デジタルユーロの導入は従来の現金や預金に大きな影響をもたらす可能性があるものだ。
その影響力を十分に加味した上で、発行の計画を進める必要性があるとECBはにらんでいる。
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ECBのラガルド総裁は11月、オンラインで開催されたECB中央銀行フォーラムで、ECBは2021年1月には中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるデジタルユーロを発行すべきかどうかを決定できると述べていた。
デジタルユーロの発行についてECBはやぶさかでない様子だが、発行するにてもしないにしても、あらゆるシナリオを想定しているに違いない。
そのシナリオが完成に近づくのは、来年2021年になりそうだ。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/consideration-phase-for-digital-euro-to-go-well-into-2021-says-ecb-exec