この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ブラジルの経済相は独自のデジタル通貨(CBDC)を発行すると発言。
- 中央銀行は2020年8月に「デジタル・レアル」発行に関する研究グループを設立。
- 中央銀行総裁は2022年に流通するだろうと見込んでいる。
ブラジル経済相「他国よりも進んでいる」、デジタル・レアル発行目指す
ブラジルのパウロ・ゲデス経済相は、ブラジルが独自の中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行すると発言した。
ゲデス経済相はブラジル連邦貯蓄銀行で開かれた式典であいさつをし、独自のデジタル通貨について言及した。
ゲデス経済相はブラジルが他の国よりも先んじていると発言し、デジタル通貨を持つことになるだろうと発言。
「デジタル・レアル」の計画に乗り気であることを明らかにした。
dai06
ブラジルの中央銀行は今年8月、デジタル・レアル発行の可能性を検討するための研究グループを設立したことを発表している。
中央銀行のロベルト・カンポス・ネト総裁は、ブラジルが自国通貨を改善する必要があり、ブラジルの新しい決済システムである「Pix」によって行われると述べている。
自国の経済にメスを入れているブラジル。その計画のなかには「Pix」を中心とした、デジタル通貨の発行計画も含まれているようだ。
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中央銀行は実際のデジタル・レアルがどのように機能するかについてはまだ明らかにしていないが、カンポス・ネト総裁はデジタル・レアルが2022年に流通するだろうと発言している。
中国がデジタル人民元発行に迫るなか、ブラジルもデジタル・レアル発行へ前向きだ。
2022年発行ということで、ここから急ピッチで研究や開発、法整備を進めていくことになるだろう。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/economy-minister-says-brazil-will-have-its-own-cbdc