- ビットメックスから流出したビットコインが、48時間で4万5000BTCを突破。
- ビットメックスやそのCEOは、米政府らから起訴されており、厳しい立場にある。
- 2万BTC以上が、ジェミニ、バイナンス、OKEX、フォビに転送されているという。
取引所もCEOも起訴、ビットメックスは立ち直れるのか
米政府が仮想通貨(暗号資産)デリバティブ取引所ビットメックスを刑事告発して以来、ビットコインで4万5000BTC以上がビットメックスから引き出されている。
(中略)
ビットメックスは、3月の相場暴落の際に、ユーザーが資産を取引することを妨げこともあり、ユーザーの信頼を失い始めていた。
ビットメックスは未登録のまま不正に仮想通貨取引を続けているとして、米商品先物取引委員会から訴追されている。
CEOのアーサー・ヘイズ氏も米政府から起訴されており、仮想通貨は急落。ユーザーからビットメックスへの不信感は高まっているという。
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クリスタル・ブロックチェーンのデータによると、48時間以内に、ビットメックスから流出したビットコインは4万5000BTCを超えた。一方で、ジェミナイとバイナンス、OKEX、フォビは、これらの流出の最大の受益者であるようだ。2万BTC以上がビットメックスからこれら4つの取引所に転送された。
膨大な量のビットコインが急速に動いており、ビットメックスの状況は一気に難しいものとなっているようだ。
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ブロックチェーン・インテリジェンス・グループのCEOであり、国土安全保障省の元特別捜査官であるランス・モーギン氏は、最も高い可能性は金銭的な罰則と、ビットメックスの幹部が将来にわたって違法な活動に従事しないことを誓約することであると、コインテレグラフに語っている。
米商品先物取引委員会は、アーサー・ヘイズ氏ら3名と5つの企業を訴追。不法に入手した利益全額の返金と、永久的な取引禁止、将来的な違反防止策を要求するなど、極めて厳しい姿勢をとっている。
なお、ビットメックス側も強く反論しており、これからの展開はまだ読めなさそうだ。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/bitmex-has-bled-45k-bitcoin-since-us-gov-charges-allowing-other-exchanges-to-benefit