この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 欧州中央銀行は、「ステーブルコインの名前を変更すべき」とレポートで発表。
- ステーブルコインは、「本質的に安定した」という意味にはそぐわないとした。
- ステーブルコインの安定性は、「発行者が保証しているに過ぎない」とも。
欧州中央銀行レポート「混乱と誤解を招かないものに…」
欧州中央銀行(ECB)は9月22日に発表したレポートで、適切に設計され、十分に規制されたデジタル資産はその名前にふさわしいものになり得るが、現在の「ステーブルコイン」は、その名称が表す「本質的に安定したお金」という意味には不十分なものであり、「混乱を招かない」あるいは「誤解を招く可能性の少ない」ものに変更すべきと述べた。
ステーブルコインに対して厳しい姿勢を取り続けている欧州中央銀行(ECB)。
彼らは今回のレポートで、曖昧な表現をなくして、ステーブルコインと法定通貨を明確に区別可能にすることを望んでいる。
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「規制方針が確立され、取り組みの方向性が定義され次第、『ステーブルコイン』という用語は、安定性は発行者が保証していることに過ぎないことを明確にできる用語に置き換えられるべき」
ステーブルコインは、価値が本当に安定・保証されているわけではないのだということを、欧州中央銀行は強く呼びかけた。加えて、消費者保護の観点からも、現行の名前のせいで混乱や誤解を招く危険性があると説明した。
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ECBのラガルド総裁は22日、デジタルユーロは既存の暗号資産(仮想通貨)の実現可能な代替手段となり得るもので、ユーロ圏の金融主権が民間企業の手に落ちることを防ぐこともできると述べた。
欧州中央銀行は、この分野の研究・開発が遅れていることも認めている。
これまでの厳しい姿勢は、民間のステーブルコインへの対抗策ともとれる。
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ソース元https://www.coindeskjapan.com/81075/