この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 損保ジャパンがレイヤーXとともに、ブロックチェーンを活用する実証実験を始める。
- 事故の事実確認および保険金の支払いが、即座に行われるようになることを目指す。
- これまでは事故発生から保険金の支払いまで約2週間かかっていた。
2週間かかる保険金支払いを即座に、損保ジャパンがブロックチェーン活用へ
損害保険ジャパンは、レイヤーX(LayerX)とともに電車などの事故の発生を自動で検知し、申告なしで即座に保険金を支払う実証実験を18日から始める。
レイヤーXはMaas領域における、ブロックチェーン技術を活用した消費者向けのサービスの実証実験は、日本で初めて行われるとのこと。実験は9月30日までを予定しており、2022年の実用化を目指しているという。
dai06
まずは航空機関や電車の遅延による事故の損害補償からはじめ、企業向けなどの保険に拡大する。ユーザーからは事故の申告や証明書の提出が必要なくなるといったメリットがある。また、宿泊代などの費用が余計にかかる際に電子マネーの形で即座に受け取れるようになる。
確認と手続きが早くなれば、当然支払いにかかる時間も短縮される。今までは2週間かかっていたとされるものが、”即座に”行われるようになるという。
保険金がすぐに支払われるようになれば、被害を被った個人の生活や企業の事業の立て直しもスムーズになるだろう。
dai06
まずは8月中に経路検索のナビタイムジャパンと関東地方で実証実験を始める。JR宇都宮線・高崎線・埼京線電車の遅延情報を元に、契約者を位置情報によって把握し、遅延で損害を受けた場合に「ニューデイズ」で使えるクーポンを発行するという。
この実証実験が上手くいけば、人々の生活はより安全で担保されたものになるかもしれない。
良い結果が得られることに期待したい。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/sompo-japan-uses-layer-x-blockchain-to-pay-insurance-instantly