この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- オーストラリアの家畜追跡プラットフォームAgliveが、牛肉の出荷を監視する試験を完了。
- 中国へ出荷された牛肉はブロックチェーンによって追跡され、配送時の温度や場所のデータを記録。
- AgliveはEU、ブラジル、カナダ、アルゼンチンにもこのプラットフォームの導入を目指している。
牛肉の配送状況、ブロックチェーンが常時監視
豪州の家畜追跡プラットフォームAgliveは、中国への牛肉出荷を監視する試験を完了した。
牛肉はオーストラリアのニューサウスウェルズ州の牧場から、中国の上海の食料品店へ配送。
配送時のすべての工程で場所や温度などの状況を追跡・監視され、製品の安全が保たれたことを確認したという。
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すべてのデータは、ハイパーレジャー・ファブリックとイーサリアムの両方でスマートコントラクトを実行できるプライベートバージョンのイーサリアムブロックチェーンに記録された。
ブロックチェーンによって製品を遠隔からでも監視できれば、その質をも顧客に担保することが容易になる。
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このプラットフォームは現在、EU、ブラジル、カナダ、アルゼンチン、ウルグアイを含む世界中の主要な家畜生産者の市場にソリューションを導入するために取り組んでいる。
Agliveのエグゼクティブディレクターのポール・ライアン氏は、農場の事務処理の削減や食品の価格向上を最終目的としている。
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ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/agtech-firm-tracks-beef-exports-from-australia-to-china-using-blockchain