この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 新型コロナウイルスによる詐欺が疑われる事例の報告が相次いでいる。
- ウイルスの対策に関する添付資料を送り、パソコンをウイルスに感染させる事例も。
- 公的機関になりすまして仮想通貨による寄付を募る事例も報告されている。
新型コロナウイルス絡みの詐欺増加、人々の不安や善意につけこむ…
米政府当局は、新型コロナウイルスの流行に乗じた詐欺犯罪が急増しているとして、国民に注意を呼び掛けている。
中には、日本を標的にしたフィッシング詐欺のケースも報告されている。
新型コロナウイルスの脅威に世界が揺れるなか、そうした人々の不安につけこもうとしている者がいる。
こうした状況下では人々の判断力は低下してしまっている。いつも以上に情報を信じるに値するだけのソース、そして吟味が求められる。
dai06
米連邦取引委員会によると、世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)などの公的機関を装ってメールを送り、新型コロナ対策をうたう添付資料やリンクなどを開かせる手口。
リンクを開けばパソコンはウイルスに感染し、お金や個人情報を抜き取られる可能性があるという。コロナウイルスへの対策がわかると思ってやったことが、パソコンをウイルスに感染させる原因になるとはなんと皮肉なことだろうか…。
dai06
また、新型コロナ対策で需要の高い家庭用品や医療品などのインターネット販売をうたい、入金しても商品を送らないケースがあった。公的機関を装って暗号資産(仮想通貨)のビットコインで寄付を募る事例も報告されたという。
今に始まったことではないが、仮想通貨は詐欺や闇取引を行う集団の基軸通貨になりつつある。
誰もが言いようのない不安に不安に駆られたり、困っている人に手を差し伸べたくなったりする今だからこそ、情報に対して一層の注意が必要だ。
dai06
ソース元https://www.jiji.com/jc/article?k=2020032000571&g=int