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FRB副議長「米ドルに脅威なし」、中央銀行デジタル通貨は怖くない

この記事は、dai06さんから寄稿頂きました。
このニュースのPOINT!!
  1. FRBのクオールズ副議長が、CBDCやステーブルコインについて言及。
  2. 世界経済における米ドルの役割は今後も揺るがない旨を語った。
  3. 一方、米政府によるCBDC発行の可能性は否定しなかった。

FRBクオールズ副議長「米ドルの役割は揺るがない」

28日のユタ銀行協会の年次大会での声明の中で、クオールズ氏は、法定通貨であろうとデジタル通貨であろうと、世界経済における米ドルの役割に異議を唱えるものになる懸念は低いと語った。

世界の基軸通貨として、高い地位を維持し続けてきた米ドル。

連邦準備制度理事会(FRB)の副議長であるクオールズ氏は、その状況が今後も変わることはないとみる。

dai06

「世界経済と金融システムが進化し続けるにつれ、一部の外貨(外国のCBDCを含む)が現在よりも国際的な取引で使用されることは避けられない」と、クオールズ氏は述べている。「しかし、世界の準備通貨としてのドルの地位、また国際金融取引における主要通貨としてのドルの役割が、外国のCBDCによって脅かされる可能性は低いだろう」。

CBDCには一定の評価を示しているクオールズ氏。

ただやはり、米ドルの力には絶対の自信を持っているようだ。

dai06

彼は、米政府が最終的にCBDCを発行する可能性は否定しなかったが、FRBが権限を拡大させる上ではそれを正当化するための準備が必要でもあるとも付け加えた。

CBDCの開発にはリスクがあることを認めつつも、やはり導入を検討している可能性はある。

パウエル議長は、消費者保護や法律など、さまざまな問題をクリアしない限り、CBDCの設計は難しいとみている。

dai06


ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/foreign-cbdcs-and-stablecoins-unlikely-to-threaten-us-dollar-says-fed-vice-chair