この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 世界最大級とされる軍事企業「BAEシステムズ」が、仮想通貨の専門家を募集している。
- 募集理由はクライアントの運用要件をサポートするためで、情報機関とのやりとりや業務経験も求められる。
- BAEの求人広告は数カ月掲載されているというが、現時点での応募者数は25名以下。
応募のハードルは高い?軍事企業が仮想通貨専門家を求人
リンクトインでの広告によると、バージニア州に拠点を置くBAEシステムズは「仮想通貨に精通」し、「クライアントの運用要件をサポート」するためにアメリカの首都に移住できる候補者を探している。
仮想通貨に『かなりの理解』を持っていることが条件で、仮想通貨の機能においてはソースコードレベルでの理解、プライバシーコイン、仮想通貨決済プロセッサー、セキュアな決済プロトコルなどにも通じている必要があるという。
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候補者はクライアントの組織の「すべてのレベル」のスタッフとのやり取りが期待され、「情報機関の業務の支援、もしくは情報機関と密接にやり取り」した経験が求められる。また6年以上の関連業務の経験も必要となる。
知識だけでなく経験も求められる今回の求人。現時点での応募者数が25人以下というのもうなずける。
dai06
アメリカの政府機関は仮想通貨分析への関心を増している。ブロックチェーン分析企業のチェイナリシス(Chainalysis)は2019年、連邦政府との10個の契約から1000万ドル(約11億円)以上を売り上げた。
あらゆる業界業種で仮想通貨の知識をもった人材が求められている今、その奪い合いは今後ますます激しくなる可能性がある。
今後そうした人材の知識や経験を可視化することもできる、マッチングサイトのようなものもできるかもしれない。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/38997/