この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- SBIホールディングスの子会社も出資している英企業エリプティックが新ツールを発表。
- 発表されたのは「エリプティック・ディスカバリー」で、仮想通貨取引所の膨大な情報をもとにリスク評価を行う。
- このツールは銀行向けであり、仮想通貨取引所とのビジネスをサポートするもの。
想通貨取引所
SBI出資英企業、銀行×仮想通貨取引所のビジネスをサポート
SBIホールディングスの子会社も出資している英国の仮想通貨マネーロンダリング対策ツール開発企業が、銀行向けに仮想通貨取引所のリスクを評価するツールを発表した。
出資を行っているのはSBIインベストメントで、出資を受けたのはエリプティックという英企業。
このツールの発表により、銀行はこれまで敬遠していた仮想通貨取引所とのビジネスを真剣に検討できるようになる。
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発表されたツール「エリプティック・ディスカバリー」が取り扱うデータには、200社以上もの仮想通貨取引所の詳細なデータが含まれる。取引所を運営する企業体の情報やコンプライアンス・ポリシー、規制状況のほか、取り扱う暗号資産の取引履歴に関する情報も含まれる。
ひとくちに仮想通貨取引所といっても、取引所によって置かれている状況やセキュリティ・運営体制は違ってくる。
そうした複数の懸案事項がツールによって可視化できれば、交渉の席につく銀行も増えるかもしれない。
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エリプティックCEO兼共同創業者ジェームズ・スミス氏
「長い間、銀行が暗号資産エコシステムの中身を見られなかったことが、新興の資産クラスに対する不寛容を招いていた。エリプティック・ディスカバリーはその状況を変える。銀行がリスクベースのアプローチを取れるようにする」
正しくリスク評価できるようになれば危ない橋を渡る必要はなくなり、逆に取引すべきときは前向きに取引できるようになるだろう。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/31113/