目次
「Amoveo(アム―ヴオ)」は金融市場、金融商品契約向けのオープンソースブロックチェーンプロジェクトです。
予測市場、投資、保険契約など様々な事業で利用されます。
「Amoveo(アム―ヴオ)」の概要
通貨名/通貨単位 | Amoveo/VEO |
公開日 | 2018年3月2日 |
最大発行数 | 68,479 VEO |
ホワイトペーパー | https://github.com/zack-bitcoin/amoveo/blob/master/docs/white_paper.md |
公式サイト | https://amoveo.io/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/zack_bitcoin |
公式テレグラム | https://t.me/amoveo |
購入可能取引所 | HitBTC,Graviex |
「Amoveo(アム―ヴオ)」は金融市場や金融商品、またそれらの派生商品(デリバティブ)を対象としたブロックチェーンプロジェクトです。
Aeternity(AE)やAugur(REP)の開発に携わったZack Hess氏を中心として、ブロックチェーン専門家として有名なメンバーが開発・運営を行っています。
Augur開発によって得た知識や仮想通貨の持つ欠点を克服し、専用ウォレットアプリの開発や決済利用しやすい展開を多く行っています。
今回はそんな「Amoveo」について詳しくご紹介していきたいと思います。
「Amoveo(アム―ヴオ)」の特徴
Augurの弱点を克服した仮想通貨
「Amoveo」はAugurの弱点を克服する仮想通貨として開発がスタートしました。
Augurと比較したとき、「Amoveo」には下記のような優位性があります。
・サブ通貨を必要とせず、VEOのみに依存する
・ライト二ングチャンネルがある
・任意の数のオラクルと組み合わせて市場を利用する
Augurの場合、契約処理はイーサリアムのブロックチェーンを利用して行われます。
一方「Amoveo」はVEOトークンに依存してオラクルへの資金提供などを行うことになり、より低コストで様々なトランザクションを行うことができます。
またビットコイン同様、ライト二ングチャンネルを利用することでトランザクション速度を安定的に高速化し、これも手数料の低下に繋がっています。
これらの特徴を公式では「おそらく既存のブロックチェーンネットワークの中で、最も効率的で便利なスマートコントラクト」と称しています。
二つの通貨の特徴とマイニング
「Amoveo」は下記二つの通貨を用いてプラットフォームを動かしています。
・Amoveo
「Amoveo」はビットコインなどでも使われているコンセンサスアルゴリズムProof-of-Work(プルーフオブワーク/PoW)を採用しています。
マイニングではSHA256というアルゴリズムが採用されており、ビットコインのマイニング等で利用されているASICを利用することができず、先天的なASIC耐性を持っているという特徴があります。
・VEO
VEOコインは一般的なGPUによるマイニングを行うことができ、新しいブロックがハッシュされるたびにコインが作成される仕組みになっています。
発行上限がないかわりに排出速度に制限が設けられており、急激な価格変動を抑える事が出来ます。
Amoveo Wallet
「Amove」では、プラットフォーム上のあらゆるサービスにアクセスするためのウォレットアプリ「Amoveo Wallet」をリリースしています。
すでにApp Store、Google playのどちらにも公開されており、価格情報の確認、取引、各種サービスの参加などを行う事が出来ます。
また、デバイスに接続して利用するハードウェアウォレットの開発も行っており、どちらも「VEOを最も簡単かつ安全に管理する手段」として紹介されています。
ウェブ版のウォレットも公開されており、様々なユースケースに対応した展開がなされています。
「Amoveo(アム―ヴオ)」まとめ
今回は金融市場で利用される仮想通貨「Amoveo(アム―ヴオ)」をご紹介してきました。
現在はロードマップの更新を待っている状態で、今後の展開が非常にきになります。
気になる方は是非チェックしてみてください。