公式Twitterも運営中!フォローしてね!

「Sentinel protocol(センチネルプロコトル)」人工知能を利用した高セキュリティーエコシステム!

この記事は、湯本さんから寄稿頂きました。

「Sentinel protocol(センチネルプロコトル)」は、ブロックチェーン技術を使ったセキュリティーに関連するプロジェクトです。

人工知能を利用して自律性のあるエコシステムを創造し、従来のシステムで解決できなかった様々な問題に対するソリューションを提供します。

「Sentinel protocol(センチネルプロコトル)」の概要

通貨名/通貨単位Sentinel protocol/UPP
公開日2018年9月
最大発行数500,000,000 UPP
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://sentinelprotocol.io/
公式ツイッターhttps://twitter.com/UPPSentinel/
公式テレグラムhttps://t.me/newofficialsentinelprotocol
購入可能取引所Bibox,Bilaxy,Bittrex,GDAC,Hotbit,IDEX

「Sentinel protocol(センチネルプロコトル)」はブロックチェーン技術を用いて、仮想通貨で問題視されている管理者の不在と言う弱点を克服し、従来の金融システムのような強固なセキュリティを実現するためのプロジェクトです。

ブロックチェーン技術と人工知能の機械学習を用いて、セキュリティーシステムに集団的知性と成長性を拡張し、様々な課題のソリューションにしようとしています。

「Sentinel protocol」が解決するのは、主にハッキングによる通貨の流出などの悪質なサイバー犯罪です。

これらの犯罪は仮想通貨の特徴でもある分散型台帳を利用したP2Pネットワークで行われることが多いため、犯人を特定するのが非常に困難と言われています。

「Sentinel protocol」はブロックチェーン、及び仮想通貨の自立稼働と言う点に着目し、適切な技術を使ってサイバーセキュリティーの新しいエコシステムの構築を目指します。

「Sentinel protocol(センチネルプロコトル)」の特徴

健全で公平なセキュリティーシステムの構築

「Sentinel protocol(センチネルプロコトル)」が目指すのは、仮想通貨やブロックチェーンがもたらす分散型エコシステムを健全な形で維持することです。

そのため「Sentinel protocol」は多くの仮想通貨で使われるセキュリティー対策と比べ、分散型構造と言う強みを生かした自律的かつ、健全なセキュリティーシステムに焦点を当て開発が進められています。

ブロックチェーン技術と人工知能を用いれば、人間の意識が介入せずともサイバー犯罪及びマルウェア等によって起こるシステムエラーに対して自動的な処理が行われ、ネットワーク上の安全が常に維持されます。

人工知能によってアドレスのブロックやユーザーの挙動等を自動的に検出し、犯罪行為が行われる前にブロックすることなども可能です。

これは人間が予測できる域を超えた危険がシステムを及んだ時にも、効果を発揮すると期待されています。

3つのセキュリティーシステム

「Sentinel protocol」のセキュリティーエコシステム構造は、下記の3本の柱によって成り立っています。

それぞれが不正、犯罪などに対する仕組みです。

・sentinel portal(センチネルポータル)

「sentinel porta」は主に犯罪と不正取引を防止するために考えられた仕組みです。

例えばクレジットカード等は中央管理者が存在するため不正に使用された場合や盗難にあったときに適切な対応をとることができます。

しかし仮想通貨では中央管理者がそもそもいないため、犯罪が実際に起こってしまった後の補填や対応をしてくれる人がいません。

「sentinel porta」では被害にあった仮想通貨のデータを各取引所にシェアすることで、盗まれた仮想通貨がフィアットに換金されることを未然に防ぐことができます。

また、不正行為が発覚したウォレットアドレスのデータも同時に共有されるため、ハッキングなどによる被害の拡大やICOなどを利用した大規模な犯罪を防ぐことにも役立ちます。

・マルウェアに対する分散型サンドボックス

ハッキングと同様にマルウェアによるシステム攻撃も仮想通貨にとっては重要な課題です。

「Sentinel protocol」では未確認のプログラムや不正コードをシステム内で検知する仕組みを取り入れています。

この仕組みはサンドボックスと呼ばれ、マルウェアの対策として非常に有効とされてきました。しかし一方で、従来のサンドボックスは中央集権的な管理のされているファイルサーバー内で起動させると多くのコストがかかると言う欠点がありました。

一方、「Sentinel protocol」が提供する分散型サンドボックスは、プルーフオブステイク(PoW)の仕組みと融合させ、検知された未確認のプログラムや不正コードがどんなものなのかを一部のユーザーがリソースとなって検証します。

それらのユーザーに対してはもちろんインセンティブが支払われますが、従来の仕組みに比べて非常に低コストかつノーリスクでシステムを動かすことが可能になっています。

・S-wallet

「Sentinel protocol」が提供するウォレット「S-wallet」は、コミュニティー内の全ての人が利用することができるセキュリティーソフトが搭載された専用ウォレットです。

人工知能(AI)が搭載されており、従来のセキュリティーソフトのように新しいウィルスをその都度プログラミングする必要がなく、過去のデータを用いることで未知の脅威に対しても自律的に適切な処理を行います。

中でも詐欺の検出等は従来のセキュリティーソフトでは検知する手段がなかったため、エコシステム内において重要な意味を持ちます。

「Sentinel protocol(センチネルプロコトル)」まとめ

今回は分散型のセキュリティーシステムを構築する「Sentinel protocol」をご紹介してきました。

仮想通貨は世界的に見ても注目度が高い一方、まだまだ課題は尽きません。

中でもセキュリティーに関してはまだまだ発展途上であり、将来的にはどんな決済手段よりも安全になることは間違いありません。

「Sentinel protocol」はそんな仮想通貨のセキュリティーにおいて重要な一端を担うプロジェクトだと感じます。