この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 米国の民主党議員ブラッドリー・シャーマン氏が、米国人の仮想通貨の購入を禁止する法案の提出を求めている。
- 「米ドルこそが国際金融や決済の標準ユニットである」と主張し、同僚議員に同意を求めた。
- また、仮想通貨はテロリストなどの犯罪組織に使われやすいとして、パレスチナの武装組織ハマスの例を挙げた。
「仮想通貨はテロリストも使う!」、米議員が仮想通貨購入禁止訴える
米国のブラッドリー・シャーマン議員(民主党)が、米下院の金融サービス委員会で仮想通貨の購入を禁止する法案の提出に協力するように呼びかけた。
シャーマン議員は世界における米ドルの価値・優位性の低下を危惧している。その低下をもたらす元凶こそ仮想通貨というわけだ。
dai06
シャーマン議員は、「我々の国際的な力の源は米ドルが国際金融や決済の標準ユニットであることにある」と指摘し、「米国人による仮想通貨の購入を禁止する法案」の提出に向けて協力するよう同僚議員に訴えた。
アメリカは仮想通貨トレーダーの数で世界トップ。その数約2200万人。
アメリカ国民が仮想通貨を買えなくなることは、業界にとってマイナスとなるに違いない。
dai06
またシャーマン議員は、仮想通貨はテロリストなど犯罪組織に使われやすいと指摘。パレスチナの過激派武装組織ハマスが仮想通貨で寄付を募っていることを例にあげ、警鐘を鳴らした。
ハマスはBTCにて資金を提供するよう求めており、これまでに7400ドル(約82万円)を集めたといわれる。シャーマン議員の言う通り、仮想通貨はその匿名性を使えばどんな悪事にだって使えてしまうだろう。
しかしその一方で国際送金などの面で、利便性が高まっているのも確かだ。禁止にするのはいささか極論のような気もする…。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/us-congress-man-calls-for-a-bill-to-ban-purchase-of-crypto-currencies-by-american