この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 世界4大会計事務所のひとつPwCがビットコインの持続性に関する研究結果を発表。
- 「再生可能エネルギーでは、ビットコインのエネルギー問題の解決は難しい」とした。
- ビットコインは年間で1900万~2960万トンものCO2を排出しているとも。
エネルギー消費が尋常じゃないビットコイン、PwCが見解示す
世界4大会計事務所PwCのブロックチェーン専門家アレックス・デヴリエス氏は、再生可能エネルギーはビットコインの持続可能性を解決することはできないという研究結果を発表した。
4大会計事務所はPricewaterhouseCoopers(PwC)、Ernst & Young(EY)、Deloitte Touche Tohmatsu(DTT)、KPMGを指す。あわせて「Big4」と呼ばれることも。
dai06
金融セクター全体のエネルギー消費量は年間650TW/hに上ると推定しているが、これにはデータセンター、銀行の支店、ATMが含まれていると指摘する。一方、ビットコインのエネルギー消費量の推定値はマイニングのみを考慮したものであり、 ATMや取引所、ウォレットプロバイダー、ペイメントサービスプロバイダなどを考慮していない。
ビットコインの運用にはたくさんのエネルギーが必要だ。それも目に見えていない部分で莫大なエネルギーが消費されている…。そのことに気付けていない人は多いだろう。
dai06
また昨年5月には、経済学者のアレックス・デ・フリース氏は、インデペンデント紙に対し、18年末までにビットコイン(BTC)マイニングが世界のエネルギーの0.5%を消費することになると述べていた。
当たり前だが電力は有限だ。
使い道が限られるビットコインを生み出すこと、運用することでどれだけ多くのエネルギーが使われているのかを私達はもっと知る必要があるだろう。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/expert-renewable-energy-not-enough-for-bitcoins-sustainability-problem