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「Ubiq(ユービック)」はイーサリアムのコードをベースに開発された仮想通貨です。
「Jumbucks Ethereum Edition Testnet」というプロジェクトの一部であり、2016年7月からイーサリアムへ移行しました。
「Ubiq(ユービック)」の概要
通貨名/通貨単位 | Ubiq/UBQ |
公開日 | 2016年6月16日 |
発行数 | 500,000,000 UBQ |
ホワイトペーパー | ー |
公式サイト | https://ubiqsmart.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/ubiqsmart |
購入可能取引所 | Bittrex,UPbit,LiteBit.eu |
「Ubiq(ユービック)」はイーサリアムベースの仮想通貨を発行するプロジェクトです。
契約を自動化するスマートコントラクトや、分散型アプリケーションを構築するプラットフォーム構造など、イーサリアムの特徴を色濃く受け継いでいます。
ブロックチェーンの専門家や金融サービス業で経験を積んだチームがプロジェクトを率いており、不具合が発生しにくいプラットフォーム作りを念頭において開発が進められています。
もともとは2014年から開始された「Jumbucks(ジャムバックス)」というプロジェクトが元になっており、2016年からイーサリアムへ移行することになりました。
その際に名称などを含めリブランディングがされ、現在の形になりました。
「Ubiq(ユービック)」の特徴
分散型アプリ開発ができるプラットフォーム
「Ubiq」プラットフォームでは、イーサリアムのブロックチェーンを使った分散型アプリケーションの開発ができます。
すでに「Ubiq」発祥のアプリが複数公開されており、イーサリアム同様スマートコントラクトを用いて契約を自動化することが可能です。
スマートコントラクトを使えば、データや現物のシェアリング系アプリや株式売買などのアプリも安全に開発することが可能になります。
アプリ内で行われた取引は仲介者を必要とせず、常に情報がブロックチェーンに保管され、不具合があっても簡単に追跡することが可能です。
分散型アプリケーションを構築できるプロジェクトは増えてきましたが、スマートコントラクトを手軽に導入することが出来るのはイーサリアムベースのプラットフォームの大きなメリットです。
開発者コミュニティ「Slack(スラック)」
「Ubiq」には、開発者がコミュニケーションをとるためのチャット「Slack(スラック)」があります。
現在、「Slack」には3000人以上の開発者が参加しており、今後の「Ubiq」について会議を行ったり、問題点の解決などを行っています。
外部からの開発者も参加することが可能で、どのようにプロジェクトを進展させていくのか話し合いが行われています。
このコミュニティで語られる情報は一部精査され、利用者全体に公開されます。
エンジニアではない投資家などは、どのような話し合いが行われているのかを参考にして投資を行うこともできます。
外部コミュニティも活発
「Ubiq」の前身プロジェクトである「Jumbucks」時代から、非常に活発なアクティブコミュニティが複数存在しています。
現在ではDiscordやTwitterなどの手軽にアクセスできるSNSが中心で、中には同じSNS内で複数のコミュニティある場所もあります。
開発者、プラットフォーム利用者、投資家が同じ場所でコミュニケーションをとれるので、常に「Ubiq」に参加する全ての人が同じ情報を共有することができ、正しい情報の共有はプラットフォーム全体の成長にもつながっています。
運営側だけでなく、多くの一般利用者が支えているプロジェクトなんですね。
「Ubiq(ユービック)」まとめ
今回は分散型アプリケーションを構築できる「Ubiq」をご紹介してきました。
イーサリアムベースのプラットフォームや仮想通貨が増えて来たことで、分散型アプリケーションも少しづつ浸透してきています。
ゲームなどは投資先としても人気があり、日本でも仮想通貨を使った分散型アプリケーションは増えてきましたね。
仲介者が存在しない分散型アプリケーションは今後も需要があると思いますし、今後の発展に期待していきたいですね。