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「LockTrip(ロックトリップ)」は旅行業界で使われるための仮想通貨を開発するプロジェクトです。
旅行業者などの仲介者を排除して、旅行サービスにおける仲介料を0にしたり、宿泊予約などをより円滑にすることが可能になります。
「LockTrip(ロックトリップ)」の概要
通貨名/通貨単位 | LockTrip/LOC |
公開日 | 2017年9月 |
発行数 | – |
ホワイトペーパー | https://locktrip.com/whitepaper_v1.2_t.pdf |
公式サイト | https://locktrip.com/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/lockchainco |
購入可能取引所 | – |
「LockTrip(ロックトリップ)」は旅行業界の支払い手数料を安くし、宿泊予約などをより円滑にできるようにするプロジェクトです。
独自トークンLOCを利用すれば、旅行の際にかかる余分なコストをカットすることができます。
分散型の旅行プラットフォーム「Lock chain(ロックチェーン)」を提供しており、利用者はサービスを運営する業者と直接やりとりを行うことができます。
オリンピックなどで旅行者が増える時期になれば、需要もさらに拡大するプロジェクトと言えるでしょう。
プラットフォームはイーサリアムに基づいて設計されており、契約にはイーサリアムのスマートコントラクトが使われています。
「LockTrip(ロックトリップ)」の特徴
イーサリアムのスマートコントラクト
「Lock chain」は、イーサリアムベースのプラットフォームになります。
そのため「LockTrip」の独自トークンLOCは、ERC20に準拠したトークンです。
イーサリアムにはスマートコントラクトという、複雑な契約を自動化する仕組みがあります。
「Lock chain」はこのスマートコントラクトを用いて、仲介業者を介さないシステムの基盤としています。
従来、旅行業者や宿泊予約サービス業者が行っていたプロセスを自動契約に置き換えることで、仲介手数料を下げることが可能になっています。
「LockTrip」のホワイトペーパーによると、利用者は「Lock chain」を使うことで従来の旅行代理店よりも20%も安い価格で宿泊施設を借りることができるとしています。
その際宿泊施設側も利益を損なうこともありません。
「Lock chain(ロックチェーン)」
「LockTrip」は「Lock chain」という旅行サービスプラットフォームを構築しています。
この「Lock chain」ではLOCトラベルエンジンという独自の仕組みをつかって利用者の宿泊予約を自動的に処理しています。そのため仲介者が必要無く、仲介手数料も0円で提供することができます。
「Lock chain」では下記のようなプロセスで簡単に宿泊の予約を行います。
①利用者はクレジットカード(ユーロ建て)を使って、希望のホテルの予約をとります。
②支払いの決済金額が自動的にLOCトークンに両替されます。
③宿泊の予約処理はLOCトラベルエンジンとスマートコントラクトによって自動的に処理されます。
④宿泊が終わると、LOCトークンを法定通貨に変えてホテル側に支払われます。
このように、LOCトラベルエンジンとスマートコントラクトが従来の旅行・宿泊サービス業者の代わりになります。
宿泊予約から決済に至る全ての工程を自動化・分散化されて処理し、仲介者の存在しない分散型エコシステムとして機能させることができます。
「LockTrip(ロックトリップ)」まとめ
今回は宿泊サービスをより利用しやすくするプロジェクト「LockTrip」をご紹介してきました。
ブロックチェーン技術の登場によって、サービスの仕組みを分散化するプロジェクトも増えてきました。
中央管理者のいないサービスは私たちにも直接恩恵がありますし、今後どんどん増えてほしいですね。