この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ビットコイン億万長者のブロック・ピアース氏がマウントゴックスを復活させる計画を提唱。
- 債権者の救済を迅速化し、マウントゴックスを「ゴックス」あるいは「マウントゴックス」という取引所として再起動させることが目標。
- プロジェクト名は「ゴックスライジング」で、同取引所の債権者約半数の1万2000人の参加が必要だという。
マウントゴックスが復活?ビットコイン億万長者が新たな動き
ビットコイン億万長者ブロック・ピアース氏が、「ゴックスライジング(GoxRising)」と呼ばれる新たなプロジェクトを計画し、かつて最大の取引高を誇った仮想通貨取引所マウントゴックスの債権者たちに向けた、新しく迅速な救済計画を提唱している。
2011年のマウントゴックスへのハッキングおよび破綻においては、2万4000人が被害を受けたという。失われたのは85万ビットコイン、当時のレートで約470億円相当だ。
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現在、民事再生計画を進め、債権者への支払いを担当しているのは、東京地裁が管財人に任命した小林信明氏だ。テッククランチによると、債権者への支払いには3~5年かかる見込みだ。
管財人である小林氏は民事再生手続きを始めているが、それ以前には多額のビットコインを売却していたといわれる。市場にとっては悪影響である「東京のクジラ」というあだ名も…。
※「クジラ」とは多額の資産を人物・機関らのことを指す。「クジラ買い」、「ホエールウォッチング」など様々な経済用語がある。
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「ゴックスライジング」運動が成功するためには、同取引所の債権者の約半数にあたる1万2000人が参加する必要があると伝えられている。
ピアース氏の計画では「ゴックスコイン(Gox Coin)」の発行による債権者への返済計画、ブランド力の回復も含まれている。が、このゴックスコインの詳細は未だ不明である。
果たしてマウントゴックスは本当に復活するのだろうか…。
dai06
ソース元https://jp.cointelegraph.com/news/goxrising-movement-aims-to-reboot-mt-gox-exchange-make-gox-coin-for-creditors