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「CryptoCities.net(クリプトシティーズ)」は仮想通貨イーサリアムを使って都市を購入していく分散型アプリケーション(Dapp)です。
人気も非常に高く、一時期はDappの人気作「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」の次に取引量の多いゲームでした。
「CryptoCities.net(クリプトシティーズ)」の概要
「CryptoCities.net(クリプトシティーズ)」は仮想通貨イーサリアムで遊ぶ、疑似都市売買ゲームです。
イーサリアムのブロックチェーン上で稼働する分散型アプリケーション(Dapp)として公開され、ゲーム内の都市はブロックチェーン上に価値が保管され、実際に仮想通貨で取引を行うことが可能です。
ブロックチェーン上に保管されたデータ全て暗号化されるため非常に安全で、一度保管されれば例えサービスが終了したとしても半永久的に資産としてプレイヤーに所有権が譲渡されます。
イーサリアムのブロックチェーンを使っているということもあり、実際の仮想通貨取引の際には、スマートコントラクトによる自動契約が行われます。
プレイヤーはイーサリアムさえ持っていれば、面倒な手続きを行わなくても自由に取引を楽しむことが可能です。
基本的には仮想通貨を使って疑似都市を購入し売買を楽しむという遊び方なので、ゲームというより投資として楽しんでいる方が多いようです。
「CryptoCities.net(クリプトシティーズ)」ってどんなゲーム
都市を売買して実際に儲けがでちゃう!
「CryptoCities.net」の中では、プレイヤーが自分の好きな土地を選んで、公式で公開されている市場(マーケットプレイス)や他のプレイヤーから購入することが可能になります。
購入した土地は全てプレイヤーの資産となるため、実際に仮想通貨を使って売却することも可能です。
都市にはそれぞれ特徴があり、販売されている価格も異なります。
基本的には0.027ETH(約12,000円)程から購入することが可能で、高いものだと1500ETH(約1000万円)以上で取引されているものも!
都市にはそれぞれ所属する国が設定されており、あたかも実在する都市を購入しているような気分にさせてくれます。
Discovery(発見/ディスカバリー)でお金を稼げる!
「CryptoCities.net」で購入した都市はプレイヤーのものとなります。
こういった自分に所有権のある都市では、仮想通貨を使って「Discovery(発見/ディスカバリー)」というコマンドを実行することが可能です。
「Discovery」は都市の中を探索に、新たに別の都市を発見することができます。
上手く都市を発見することができれば、1都市分の価格で2つの都市を保有することもでき、その都市も売買したり「Discovery」を行うことができます。
「Discovery」コマンドの価格は、プレイヤーの需要が高まることで変化していきます。
現段階だと1回の「Discovery」実行につき0.006~0.008ETHが必要です。
残念ながら日本語未対応
一つ注意して起きたいのは、「CryptoCities.net」では現在日本語でのサポートを行っておりません。
海外産のDappではよくあることなのですが、人気作であるだけに少し残念ですよね。
ただゲーム画面やUIなどはシンプルですし、インターネットブラウザの翻訳機能で翻訳することは可能です。
難しいルールも多くはないので、他の日本語非対応のDappと比べると、日本人が遊ぶためのハードルは低く感じました。
遊ぶためにはウォレットアプリ「Metamask(メタマスク)」が必要
「CryptoCities.net」を遊ぶためには、GoogleChomeなどのブラウザプラグインなどで配信されているウォレットアプリ「Metamask(メタマスク)」が必要になります。
「Metamask」はそれ自体がウォレットアプリなので、仮想通貨の資金移動には非常に便利。
イーサリアムベースのDappで遊ぶためには必須になりますし、「Metamask」事態にはお金がかからないので是非導入しておきましょう。
詳しくは私が以前執筆した記事で説明しています。
▼「Metamask」導入方法
「CryptoCities.net(クリプトシティーズ)」まとめ
今回は都市の売買を楽しむブロックチェーンゲーム「CryptoCities.net」をご紹介してきました。
コレクション系のゲームが多いDappの中でも、都市というテーマを扱ったものは非常に珍しいです。
今後も発展が期待されるDappですので、興味がある方は是非一度プレイしてみてくださいね!