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「Aurora(オーロラ)」はAIのビッグデータを用いて市場予測を行うプラットフォーム

この記事は、湯本からの投稿です。

「Aurora(オーロラ)」はゲーム業界やAI業界など、ビッグデータを用いる業界をターゲットにした仮想通貨です。
DPOSというコンセンサスアルゴリズムを有し、2018年7月に誕生した比較的新しい仮想通貨です。

「Aurora(オーロラ)」の概要

通貨名/通貨単位Aurora/AOA
公開日2018年7月
発行数1,000,000,000AOA
ホワイトペーパーhttps://www.aurorachain.io/Aurora%20Chain%20white%20paper%20EN.pdf
公式サイトhttps://www.aurorachain.io/
公式ツイッターhttps://twitter.com/auroraoffic_jp
購入可能取引所BITBOX.KuCoin

「Aurora(オーロラ)」はDPOSというコンセンサスアルゴリズムにBFT効果を付与した仮想通貨です。

その特徴はマルチチェーンを用いたトランザクションの並列処理とアップグレードが可能なブロックチェーンで、主にゲーム・AI業界やビッグデータ・IoT分野で使われることが期待されています。

2018年に公開された非常に新しい仮想通貨でありながら、すでに日本語版ツイッターの解説や様々な日本企業イベントに出席しており、日本での注目度も高まってきました。

今回はそんな「Aurora(オーロラ)」をできるだけわかりやすくまとめていきたいと思います。

DPOS+BFTというコンセンサスアルゴリズム

コンセンサスアルゴリズムとはブロックチェーンに情報を書き込む際に、その情報が正しいものであるかどうかなどを確認・承認するための仕組みです。

「Aurora」の場合は「Delegated Proof of Stake(DPOS)」というコンセンサスアルゴリズムに「Byzantine Fault Tolerance(BFT)」効果を追加しており、より安定した高速処理を実現しています。

コンセンサスアルゴリズム「Delegated Proof of Stake(DPOS)」

「Delegated Proof of Stake(DPOS)」は、ブロック生成者を選挙のような仕組みで決定する新しいコンセンサスアルゴリズムです。

通貨を保有する人には投票権が与えられ、ブロック生成者にふさわしい人物に投票を行って決定されると、投票者と当選者にそれぞれ報酬が支払われます。

実際にブロック生成を行うのはこの代表者だけであり、不特定多数の人達がそれぞれ承認作業を行わないため承認速度の上昇に効果的です。

従来のコンセンサスアルゴリズムに比べて効率的にブロックを生成することが可能になっています。

ビザンチン将軍障害耐性「Byzantine Fault Tolerance(BFT)」

「Aurora」はコンセンサスアルゴリズム「DROS」にビザンチン将軍障害耐性を持たせることでブロック生成速度を大幅に向上させています。

ビザンチン将軍障害耐性とは、代表者による複数の指示・指令が飛び交うシステム内において、より正しい処理を合意するための仕組みです。

コンセンサスアルゴリズム「DROS」では、投票によって複数の代表者が選定されます。

複数の代表者が同じトランザクション処理を指示する場合、どちらの指示がより効率的であるかを決定するための仕組みと言ってもよいでしょう。

「Aurora(オーロラ)」のブロックチェーン

マルチチェーンを使った並列処理が可能

「Aurora」ではメインのブロックチェーンの他に、メインチェーンをフォローするためのサイドチェーンが設けられています。

これによりメインチェーンの負担を減らして全体の処理効率を上昇させ、スケーラビリティ問題のリスクを軽減しています。

サイドチェーンは拡張的に増えて行き、チェーンの数が増え続ける限りブロックチェーンの処理能力は半永久的に上昇し続けます

アップグレード可能なブロックチェーン

マルチチェーンという仕組みの他に、「Aurora」ではブロックチェーンを自動的にアップグレードしていきます。

このアップグレードは、コミュニティ内のセルフグルーピング技術を用いることで、ユーザーのコンピューターストレージコストを下げることが可能になっています。

今後の「Aurora(オーロラ)」

今回は仮想通貨「Aurora(オーロラ)」についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

最後に、今後「Aurora」が採用を検討している技術についてまとめていきます。
これらは現在ロードマップやホワイトペーパーに記載されているだけなので、実際に導入されるかはまだわかりません。

・複数言語対応のスマートコントラクト
・量子コンピューター耐性

すでに契約を自動化するスマートコントラクトを導入している「Aurora」ですが、現状はイ―サリアム独自の言語Solidityでのみ開発が続けられています。

優秀な言語ではあるものの、まだ使える人が少ないため、正しい処理が行われているかどうか確認できる人が少ないのが前々から問題視されていました。

「Aurora」では今後、JavaやGo、C ++という一般的なプログラミング言語で動作するスマートコントラクトを開発する予定で、よりプロジェクトの透明性を高めようとしています。

また将来的には、既存のブロックチェーンの暗号化を解読してしまうと言われてる「量子コンピューター」耐性も実装するとしています。

こちらに関してはまだ詳しい情報がでていませんが、これら全てが実装されれば、既存の仮想通貨にはない非常にハイスペックな仮想通貨になることが期待されています。