この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- カード会社大手のMastercardは、ブロックチェーンベースの資産を法定通貨へリンクさせる特許を取得。5月に申請され、7月17日をもって米国特許商標庁に承認された。
- Mastercardによれば、これにより仮想通貨による決済は10分前後かかっていた処理スピードの高速化し、堅固なセキュリティを提供する。
- また従来の法定通貨による決済は、ナノ秒単位での処理が可能になるという。
Mastercardもブロックチェーン活用、信頼性・利便性向上へ
大手カード会社のMastercardは、ブロックチェーンベースの資産を法定通貨口座にリンクさせる方法の特許を、米国特許商標庁(USPTO)から取得した。
カード会社は仮想通貨(ブロックチェーン)を無視できなくなってきた。
顧客を流出させないためにも、仮想通貨を導入・活用することで上手な共存が必要になってくる。
dai06
Mastercardはこの計画により、仮想通貨決済にかかる時間を短縮することで消費者の利便性が高まると同時に、受取人にセキュリティをもたらすとしている。
Mastercardはこれによって”進化”する。より早くより安全な頼れる仮想通貨決済を構築していくことだろう。
ちなみにVISAのCEOであるアルフレッド・ケリー氏は、2018年1月に「仮想通貨決済は取り入れない」との見方を示している。※彼はアメックスの元社長でもある。
カード会社でも仮想通貨に対する姿勢は様々だが、果たしてどちらが正解なのだろうか…。
dai06
Mastercardは、「迅速な取り引きに慣れている消費者と小売業者は多くの場合、ブロックチェーン取り引きが行われるのを長時間待つ、あるいは受取人が支払人を信頼してその取り引きが有効だと見なすことにせざるを得ない」としている。
こうした不安要素を取り除いていく上で、今回の特許取得は欠かせなかった。
親仮想通貨派のMastercard。2018年4月には仮想通貨の専門家を含む、200人近い従業員を雇用。同事業の拡大は着々と進んでいるようだ。
dai06
ソース元https://japan.zdnet.com/article/35122707/