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このニュースを3行で解説↓
- ビットコインは2100万枚しか発掘できない。
- そのうちの80%が掘り起こされ、残すはあと20%。
- 希少性が高まる事でビットコインはますます価値を高めるのではないか?
すでにBitcoinの80%が掘り起こされた
ソース元 https://news.bitcoin.com/80-percent-of-the-total-bitcoin-supply-have-now-been-mined/
今週末、Bitcoinの約80%が市場に流通した。
これは、採掘できるBitcoinがあと20%しか残っていないことを意味している。
今後Bitcoinを手に入れることは、さらに困難になっていくだろう。
掘り起こされていないBitcoinは約400万しかない
2018年1月13日までに約16,800,000のBTCが採掘され、鉱山に残っているBTCはわずか20%だけとなった。
2009年にBitcoinの生みの親、ナカモトサトシ氏がビットコインプロトコルを一般公開した時、仮想通貨には限界があるとされていた。
供給が増えることはないとして、ナカモト氏はBTCの数を2100万に設定した。
採掘者達はこのルールが変更されるのではないかと予想していた。
しかし結局、誰も2100万の供給上限のルールを破ることはできなかった。
問題の解決
長らく多くの学者たちを悩ませてきたビザンティン将軍問題(不安定な相互通信において、全体が一つの結論で合意できるかどうかという問題)は、現在も分散型ネットワークには、セキュリティが特定の障害や欠陥を引き起こし外部からの攻撃を容易にするという問題が存在する。
これによりネットワーク内には解消できない非証明情報があるため、プロトコルが何かを証明するのが難しくなる。
しかし、サトシナカモト氏が開発した、Proof-of-Workによる発掘の仕組みと、ビットコインプロトコルを使用すれば、ネットワーク内に侵入する事は非常に難解となり、強引に侵入を試みても、多くの費用と時間を浪費させることで攻撃リスクを減らすことができる。
ナカモト氏はデジタルコンピューティング界ではじめて、コピーや複製使用が不可能な資産を実現したのである。
希少性がある仮想通貨
Bitocoinは通貨数に制限が設けられ、わずか2100万BTCしか存在しない。必然的に時間が経つにつれ取得が難しくなっていく。
仮想通貨に限らず、こういった少ない供給は市場で大きな需要となり、所有者の大多数は、コインの不足が時間の経過と共により価値を高めると考えている。
Ripple(XRP)の100億に比べ、Bitcoin(BTC)は2100万しか存在しない。
現在のブロックチェーン環境を観察し考慮すべきことは、Bitcoinの数がたった2100万しかないということだ。 現存約1,300種類ほどある他の仮想通貨はすでに数十億が流通している。
サトシナカモト氏は、他のデジタル商品とは違った独創的なものを作り出した。 MP3の音楽や動画と異なり、Bitcoinをコピーすることはできない。
ナカモト氏の発明したBitcoinは、誰も見たことが無いデジタル資産となった。