この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- FTXの元幹部らが、ドバイで新しい仮想通貨取引所の設立を計画。
- FTXでの失敗にならい、顧客の安全確保を重視したものになるという。
- FTXの弁護士であるカン・サン氏は、信頼と透明性が重要であると述べた。
FTX元弁護士「FTX後の世界では信頼と透明性が必要」
元FTXの幹部たちが、ドバイで新しい仮想通貨取引所を構築しようとしている。特に顧客資金の安全性を確保するというFTXが失敗した点に焦点を当てているようだ。
この取り組みを実行するのはドバイを拠点とするスタートアップ、トレック・ラボ。この会社はFTXの元弁護士であるカン・サン氏が率いている。
同社は10月に仮想通貨に関するライセンスを取得しており、バックパック・エクスチェンジの名で事業を開始予定という。
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サン氏は、トレック・ラボの持株会社のCEOであり、バージン諸島に拠点を置く元FTX社員、アルマーニ・フェランテ氏からの支援を受ける。11月11日のウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、フェランテ氏はバックパック・エクスチェンジの仮想通貨ウォレット、バックパックを運営している。
ほかにもフェランテ氏の妻でFTXの元法律チームである、クレア・チャン氏もトレック・ラボの幹部として名を連ねている。
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サン氏はWSJに対し、バックパックの顧客はいつでも資金を確認できるようになると語った。
「FTX後の世界では、他のプレイヤーに真の代替品を提供するために、信頼と透明性が必要だ。」
FTX破綻前と後では、仮想通貨に対する見方が大きく異なる。仮想通貨に寛容的なドバイにおいても、顧客保護の仕組みは欠かせぬものとなるだろう。
元幹部ら、そしてバックパック・エクスチェンジの動向に注目が集まる。
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<参考元>cointelegraph