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アルゼンチン石油会社の挑戦、余剰ガス使ったマイニングで環境に配慮

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. アルゼンチンの石油会社が、余剰ガスをマイニングに活用することを決定した。
  2. この取り組みでガス利用を最適化すれば、環境に有害な廃棄物を減らせるという。
  3. BTCマイニングの最適化で、30年までにメタン排出を8%削減可能というデータも。

アルゼンチンの石油会社、マイニングしつつ環境配慮し利益向上もねらう

アルゼンチンのブエノスアイレスに本社を置く石油会社テクペトロールは、余剰ガスを仮想通貨マイニングに活用することを決定した。

同社は10月下旬から11初旬の間にマイニングをはじめるという。動機のメインは環境への配慮だが、利益の向上も目指しているとのこと。

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テクペトロールは施設で1日あたり少なくとも3万5000バレルの原油を採掘する計画だが、ガスを消費するためのインフラが存在しないため、それを消費する戦略的選択として仮想通貨マイニングを選んだ。テクペトロールのリカルド・マルコウスCEOは、「環境中にガスを放出することができないため、仮想通貨マイニングの運用を実施することにした」と語った。

仮想通貨のマイニングは膨大なエネルギーを要し、環境にとってはマイナスというイメージも強い。しかし、そのマイニングがむしろ環境にやさしい可能性があるというのは驚きだ。

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リスクマネジメント研究所(IRM)が最近発表した論文によれば、ビットコインのマイニングは、世界のメタン排出をより有害でない排出に変換することで、2030年までに全体の排出量を最大8%削減できるという。報告書は、放出するメタンをビットコインマイニングの動力に使用することで、大気中に放出されるメタン量を減らすことができるケースを具体例として挙げている

ガス消費のためのインフラがなく、ガスが余ってしまうことが今回の取り組みスタート地点であることは忘れてはいけない。

ただ、これが新しいロールモデルとなるケースもあることから、実際にあがってくる成果は楽しみに待ちたいところだ。

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<参考元>cointelegraph