この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- ジョー・バイデン大統領が提案した仮想通貨の税申告ルールが、界隈から否定的な意見を集めている。
- 厳格かつ複雑なルールは国内でのイノベーションを停滞させ、米国と仮想通貨をさらに遠いものするという。
- メサーリのライアン・セルキス氏は、バイデン大統領が再選すれば米国での仮想通貨の未来はなくなるとコメント。
バイデン氏案に反論続々、仮想通貨業界を奨励するルールを
米国大統領ジョー・バイデンによって最近提案された仮想通貨の税申告ルールについて、いくつかの著名な仮想通貨評論家たちが批判を寄せている。
このルールが適用されれば、他の資産と変わらぬ厳格な報告が必要になる可能性があり、一部の業界関係者によれば業界に歓迎されるものではないとの見方がされている。
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メサーリのライアン・セルキスCEOも、このニュースに否定的に反応した人々の一人だ。バイデン大統領が再選を果たした場合、仮想通貨業界は米国で繁栄しないだろうと述べている。
セルキス氏のほかにはCoinFundのクリス・パーキンス氏も、バイデン大統領案に否定的な意見を寄せている。彼は業界のイノベーションを奨励するようなルールが求められるとした。
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8月25日、コインテレグラフはブロックチェーン・アソシエーションのクリスティン・スミスCEOが、デジタル資産の報告を伝統的な資産と統合することに対して懸念を抱いていると報じた。
「仮想通貨エコシステムが伝統的な資産のそれとは大きく異なることを覚えておくことが重要である。従って、ルールは適切に調整される必要があり、コンプライアンスの経路を持たないエコシステムの参加者を取り込むべきではない」とスミス氏は述べている。
絶妙なさじ加減が求められる仮想通貨に対する規制。米国では仮想通貨に対して厳しい状況が続いている印象が強いが、次の大統領が誰になるのかでそれも大きく変わる可能性がある。
黎明期は終わり成熟期に入りつつある仮想通貨にとって、大統領選のゆくえと規制のあり方は非常に気になるところだろう。
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<参考元>cointelegraph