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バイナンス撤退したはずの中国、依然として月に900億ドルの取引高

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 仮想通貨取引が違法の中国で、バイナンスを介して月に900億ドルの取引高があったという。
  2. バイナンスは規制が強化され始めた2017年に、創業の地である中国から撤退している。
  3. バイナンスの広報担当者は報道に対し、「中国拠点のユーザーはアクセスできない」と述べた。

中国から撤退のバイナンス「ブロックされており、アクセスできないはず」

暗号資産(仮想通貨)交換業世界最大手のバイナンスは、暗号資産の取引が2021年に違法化された中国で1カ月の関連資産取引高が900億ドル相当あったと、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が2日、現・旧従業員の話などとして報じた。

莫大な取引高を中国で生んでいるバイナンス。

これは全世界の取引高の20%を占める、非常に巨額なものだ。

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バイナンスの起源は中国にあるが、規制当局が取り締まりに乗り出した17年に撤退した。同社はWSJの報道に関するロイターのコメント要請に応じていない。

相次ぐ仮想通貨の不祥事や乱高下、そしてデジタル人民元の研究開発に伴い、規制強化を進めてきた中国。

バイナンスもやむなく創業の地から撤退した。

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同社の広報担当者はWSJに対し「Binance.comのウェブサイトは中国でブロックされており、中国を拠点とするユーザーはアクセスできない」と述べた。

中国のユーザーは特殊なルートを使ってバイナンスへとアクセスしているのだろうか。

これを今後当局がどうみるのか。注目が集まる。

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<参考元>reuters