この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- イーサリアム財団は、保有資産が約2050億円超と発表。
- その仮想通貨イーサリアムは、約1650億円相当だという。
- 詳細は明かさなかったが、イーサリアム以外の資金も増加させている。
イーサリアム財団が資産発表、仮想通貨以外の資産で資金供給円滑に
イーサリアム財団(Ethereum Foundation)は4月18日、2022年3月末時点の保有資産は16億ドル(約2050億円)超と発表した。
資産のうち仮想通貨のイーサリアムが12億9000万ドル(約1650億円)を占めているという。これは同じく3月末時点のイーサリアムの総供給量の0.297%超にあたる。
dai06
「イーサリアム価格の上昇に対応して、暗号資産以外の資金も増やしている。(これは)我々のコア予算にとって大きなマージンとなり、市場が下落傾向となるなか、非コアだが高レバレッジのプロジェクトへの資金供給を可能にする」と財団はレポートに記している。
イーサリアムのブロックチェーンを軸とした技術開発を奨励するイーサリアム財団。今後の活動を円滑にする上では、やはり仮想通貨以外の資産も必要とのこと。
dai06
2022年、さまざまなチームへの資金提供、報奨金などに4800万ドル超が費やされた。財団の活動に携わる開発者やチームには、合計510万ドルが支払われた。
レイヤー1、つまり基盤ブロックチェーンの研究・開発には、2021年の支出の大部分となる2100万ドル以上が費やされた。具体的には、メインネットのアップグレード、セキュリティ、機構設計などの研究、外部クライアントへの助成金などだ。
この支払い状況を鑑みるに、財団が語る現金の必要性はもっともな話だろう。
財団は今後どのように資金繰りを行うのか、そしてどのようなプロジェクトを援助するのか。注目が集まる。
dai06
<参考元>coindeskJAPAN