この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 日本向けにカブトムシを輸出している、コロンビアの企業が仮想通貨を開発。
- 名前は「Kmushicoin」で、海外販売時の手数料回避を目的としている。
- 当初は0.3セントだったが1.84ドルへ上昇、今ではさまざまな店舗で使われている。
カブトムシ用コインが人気、コロンビアで利用店舗拡大中
日本向けにカブトムシを輸出するコロンビア企業が、海外販売時に支払う手数料を回避するために独自の暗号資産(仮想通貨)を立ち上げ、地元でも利用が広がっている。
アンデス山脈近くトゥンハに位置する企業、ティエラ・ビバは自社の課題を解決すべく仮想通貨を開発。その取り組みが今、このトゥンハの街を賑わせている。
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この企業はアンデス山脈に近いトゥンハにあるティエラ・ビバ。日本で人気のヘルクレスオオツノカブトやネプトゥヌスオオツノカブトなどを輸出し、1組で300ドル(約3万4000円)の値が付くこともあるという。
この時、販売手数料は最大で10%にもなるといい、これがティエラ・ビバの頭を悩ませていた。
生体は管理にもコストがかかるため、本当に必要なもの以外はとことん削りたかったはずだ。
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通貨名の「Kmushicoin」は日本語のカブトムシにちなんで付けられ、今ではトゥンハのレストランや衣料品店、カフェなど約220の店舗で支払いに利用されている。立ち上げ時は1単位当たり0.3セントだったが、2日時点で1.84ドルで取引されている。
カブトムシを輸出コストを抑えるために生まれた仮想通貨が、今ではこの街で広く流通する一大通貨に。
同社のプログラマーは、いずれは全国レベルの決済手段として扱われることを目指すそうだ。
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ソース元https://jp.reuters.com/article/colombia-cryptocurrency-beetles-idJPKBN2HQ0CP