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中国金融監視機関が警告、仮想通貨に価格操作のリスク

この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
  1. 中国の金融監視機関「中国インターネット金融協会(NIFA)」が、仮想通貨に投資するリスクが高まっていると警告。
  2. NIFAは仮想通貨へのイメージを誘導することによる価格操作を危惧している。
  3. さらに一部の取引所が取引高のデータを偽っていることや、一方的な資産の凍結ができることも指摘。

取引所は「偽りの繁栄」もたらした、中国金融監視機関が警告

中国の金融監視機関である中国国家インターネット金融協会(NIFA:National Internet Finance Association of China)は、暗号資産(仮想通貨)投資のリスクが高まっていると投資家に警告した。

中国の金融を監視しているNIFAが注目の警告を発表した。

警告内容は仮想通貨取引所への批判を伴うもので、仮想通貨市場に少なくない影響を与えるかもしれない。

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仮想通貨取引所は、統計データを調整し、取引高を増やすためにロボットを使うことで、仮想通貨取引市場に「偽りの繁栄」をもたらした。一部の取引所は、他の取引所のデータをコピーして取引高を完全に偽っているとNIFAは主張した。

(中略)

NIFAはまた、取引所は、仮想通貨はゴールドやシルバーよりも安全で、国際金融市場のボラリティを緩和すると述べ、投資家を誤った方向に誘導したと批判した。

NIFAは仮想通貨取引所が強い権限を持っており、市場をコントロールしているとみているようだ。

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例えば、仮想通貨取引所は、システムを停止したり、資産を凍結したり、システム障害を演出することで、投資家の取引を止めることができる。一部の投資家、特に高いレバレッジで取引する投資家は、ポジションを手じまいできずに、多額の損失を被ることになる。

仮想通貨取引所に対して中国当局は厳しい姿勢を取り続けてきた。今回の警告をみても、その姿勢は今でも変わっていないようだ。

統制を強めるなかでデジタル人民元の発行も取り沙汰されるようになったが、今後はどういった動きをみせるのだろうか。

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ソース元https://www.coindeskjapan.com/49428/