この記事は、NFT仮想通貨Leader編集部からの投稿です。
このニュースのPOINT!!
- 3月初旬にパリで開催されたイーサリアムのイベント「EthCC」に参加した人のなかから、10名以上が新型コロナウイルスに感染した可能性がある。
- イベントで行われていた予防策は不十分だったと嘆く人も。
- イーサリアム財団もイベントに対して警告する責任があったと指摘する人もいる。
「イーサリアム財団はもっと何かできたのでは?」、感染拡大への対処に疑問
3月第1週にパリで開かれたイベント「EthCC」に参加したイーサリアムファンの中の10名以上は、その後、新型コロナウイルス検査で陽性反応を示している。参加者が作成し、公開したリストで明らかになった。
コロナウイルスの影響は世界各地に広がっている。スポーツや音楽イベントの開催中止はもとより、地域全体の経済活動をストップさせる国もある。
世界がコロナウイルスへの対応に揺れるなか、このイーサリアムのイベントは開催されてしまったのである。
dai06
新型コロナウイルス(COVID-19)検査で陽性反応が出た20代の匿名のEthCC参加者は、陽性反応が出たパートナーから自宅でウイルスに感染した可能性があるものの、パリでのカンファレンスでは多くの予防措置は取られていなかったと述べた。
彼女によれば『マスクや消毒液をもった人はごく数人だった』とのこと。また参加者も若くウイルスの影響を軽視していた人も多かったのではないかとみているようだ。
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同様に、別の匿名のEthCC参加者もイーサリアム財団はイベント主催者に警告する際に、もっと積極的なアプローチを取ってくれるとよかったと述べた。
今回の事態は、エコシステム全体におけるリーダーシップと責任にまつわる疑問を提起したと匿名のEthCC参加者はCoinDeskに語った
今回のイベントはイーサリアム・フランスが企画したもので、スタッフは仮想通貨企業らからボランティアとして募ったという。
感染へのリスクがある以上、オンライン開催という手段もあったかもしれないが、悔やんだところで後の祭りだ。
dai06
ソース元https://www.coindeskjapan.com/44612/